投稿一覧に戻る シャープ(株)【6753】の掲示板 2016/08/23〜2016/08/25 1177 ari***** 買いたい 2016年8月26日 01:11 >>1165 ありがとうございます! 私も同感です。 鴻海がヘッジファンドまがいのことを考えているとは思いません。 逆に、製造業としての鴻海の課題を超克しようとしているのだと思います。 鴻海は、売上16兆円に対して純利益0.4兆円で薄利多売の財務体質です。 自己資金を使いたくない鴻海は、買収資金を融資で調達したはずです。 デューデリを銀行と共に念入りに行ったのはそのためだと推察します。 買収資金のほぼ全額を銀行からの融資に頼ったのだと、これも推察ですが。 本来、デューデリとは処分価値や担保価値を算定する作業です。 解体屋ならいざ知らず、再生屋の鴻海がなぜ担保価値を算定したのか。 おそらく、その買収資金のほぼ全額を銀行からの融資に頼ったからです。 自己資金であれば、銀行との念入りなデューデリジェンスは必要ありません。 自分で利用価値を算定して買い取れば良いのですから。 その結果、担保価値3880億円の企業に同額の借入金で資本増強を行う。 ポイントは、増資後の結果、企業価値が担保価値の2倍になるという点です。 つまり、増資前の企業価値も増資額と同じ3880億円という解釈です。 更に、鴻海にとっても、出資した会社は自分のものになります。 ということは、出資した3880億円も実は自分のものになります。 結局、鴻海は自己資金無しで8000億円規模の価値の企業を手に入れました。 HFでは出来ない、本気の再建屋でしか思いつかない解決策だと評価します。 知財+人財+稼働済資財の価値合計として増資後の総資産が約1.7兆円。 負債と各種引当金を減じた純資産が3000億円規模です。 これが鴻海のバランスシートに連結されます。 鴻海本体の有利子負債も3880億円増加しましたが、 純資産3000億円の連結は正に錬金術と言えます。 この錬金術でテコ入れした鴻海の財務基盤の上で、テリーゴー会長は、 シャープを活用して鴻海自身の経営課題の解決を目指すものと推察します。 これが奏功すれば、基準株価は現在の126円水準から上伸するはずです。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n392418 長くなりました。深謝! そう思う5 そう思わない3 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
ari***** 買いたい 2016年8月26日 01:11
>>1165
ありがとうございます! 私も同感です。
鴻海がヘッジファンドまがいのことを考えているとは思いません。
逆に、製造業としての鴻海の課題を超克しようとしているのだと思います。
鴻海は、売上16兆円に対して純利益0.4兆円で薄利多売の財務体質です。
自己資金を使いたくない鴻海は、買収資金を融資で調達したはずです。
デューデリを銀行と共に念入りに行ったのはそのためだと推察します。
買収資金のほぼ全額を銀行からの融資に頼ったのだと、これも推察ですが。
本来、デューデリとは処分価値や担保価値を算定する作業です。
解体屋ならいざ知らず、再生屋の鴻海がなぜ担保価値を算定したのか。
おそらく、その買収資金のほぼ全額を銀行からの融資に頼ったからです。
自己資金であれば、銀行との念入りなデューデリジェンスは必要ありません。
自分で利用価値を算定して買い取れば良いのですから。
その結果、担保価値3880億円の企業に同額の借入金で資本増強を行う。
ポイントは、増資後の結果、企業価値が担保価値の2倍になるという点です。
つまり、増資前の企業価値も増資額と同じ3880億円という解釈です。
更に、鴻海にとっても、出資した会社は自分のものになります。
ということは、出資した3880億円も実は自分のものになります。
結局、鴻海は自己資金無しで8000億円規模の価値の企業を手に入れました。
HFでは出来ない、本気の再建屋でしか思いつかない解決策だと評価します。
知財+人財+稼働済資財の価値合計として増資後の総資産が約1.7兆円。
負債と各種引当金を減じた純資産が3000億円規模です。
これが鴻海のバランスシートに連結されます。
鴻海本体の有利子負債も3880億円増加しましたが、
純資産3000億円の連結は正に錬金術と言えます。
この錬金術でテコ入れした鴻海の財務基盤の上で、テリーゴー会長は、
シャープを活用して鴻海自身の経営課題の解決を目指すものと推察します。
これが奏功すれば、基準株価は現在の126円水準から上伸するはずです。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n392418
長くなりました。深謝!