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パナソニック ホールディングス(株)【6752】の掲示板 2016/10/09〜2016/11/11

>>310

本日、11月11日(金)

パナソニックのHPには載っていない内容が、今朝の日経産業新聞に掲載されている。
パナソニックはこれまで、ソフトの外販に注力していなかったが、果たして成功するか興味がある。

◆IoT機器を高度暗号化、パナソニック、ソフト外販へ、監視カメラ・内線交換機も
2016/11/11(金) 日経産業新聞 9面ページ

「IoT」が普及するには機器のセキュリティ対策が欠かせない。パナソニックは商機とみて2017年以降、監視カメラなどに高性能なセキュリティ・ソフトを外販する。処理能力が低いIoT機器でも、暗号化などによってパソコン並みに安全に使える。
 
搭載対象機器は監視カメラ、クレジットカード用の手持ちの決済端末、会社の内線をまわす構内交換機など幅広い。
 
基盤の技術はネットで買い物をするときに使われる本人認証。それを自動でやる仕組みが電子認証で、PKI(公開鍵暗号基盤)と呼ばれている。
この技術はネット上でよく使われている。ただ、CPUの能力が高いパソコンはこの電子認証の機能を使えるが、IoT機器の多くは処理能力が低く、難しかった。そこで同社は専用の高速計算法を開発し、IoT機器で利用可能にした。
 
同社は2000年前後から自社製品を守るためのソフト開発を続けてきた。今回のセキュリティ・ソフトは少なくとも、他社の2倍の速さで、政府が推奨している複雑な計算法に基づく暗号処理ができる。
 
開発を担当したIoTサイバーセキュリティ事業推進室の室長は「現在、IoT機器に採用されている多くのセキュリティ機能は簡単な暗号化の仕組みにとどまる」と指摘する。高度な暗号に対応できるのは同社だけだと説明している。
 
17年春からはサイバー攻撃を受けたらすぐ検知する技術を使えるようにする計画だ。さらなる開発目標は新製品に搭載するセキュリティ・ソフトだけでなく、既設の機器に導入できるソフトだ。パナソニックは英アームなど、半導体の種類にかかわらずソフトを載せられるようにした。
 
IoT機器メーカーは、パナソニックのソフトをすぐに搭載できる。室長は「どんな機器にも簡単に載せられることが最大の強み」と説明している。

11/10(金)1003円 前日比 +52