(株)ピクセラ【6731】の掲示板 2017/11/02〜2017/11/06

うぬらの記憶に、確かに残っている筈だ。

現世と魔界の境界線。

きっと記憶にある筈だ。

現世と魔界との青煙が渦巻き、うぬらは躊躇し、

そしてたじろぎ、その瞬間に、

魔界と言う恐ろしき世界に背を向ける機会はあったのだ。

強烈な悪臭と、むせ返る青煙が、賢者の警笛として認識

できた筈なのである。

しかし・・・、うぬらは、その境界線を絶望の疾走という

思考停止を犯してしまった・・。

魔界に踏み込んだのである。

恐らく無事に帰還出来うる者は一人もおるまい。

残念だ。無念だ。

アンシャールフ賢者の末裔に出会うのは、

４００年も先のことだ。