(株)東芝【6502】の掲示板 2015/11/28〜2015/12/04
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> 会計の健全性を監査するという責任ある仕事に携わる公認会計士の質を落としたのは、政府や国にも多大な責任がある!
政府や国に責任があるというより「みんなグルだったんじゃないの?」という疑惑がある。
大蔵省(現財務省)で、理財局資金企画室長をしていた高橋洋一は(現代ビジネス ニュースの深層)で次のように述べている。
「粉飾決算」問題 メディアが報じない金融庁の「不正見逃し」疑惑と処分の行方〜なぜ、誰もが消極的なのか」飾決算」
「みんな、分かってたんじゃないの? という疑念」
「その根拠となっている第三者委員会(委員長、上田広一・元東京高検検事長)による報告書をみても、なぜ3人の期間だけなのか、また監査法人である新日本監査法人への言及がない点など、不思議なことが多い。」
「少なくとも有価証券報告書虚偽記載による「金融商品取引法違反」、利益操作・背任で「商法違反」、金融庁による「課徴金納付命令」などが考えられる。
これらは、主務官庁の胸三寸であるが、「市場を欺く悪意は見えなかった」という観測気球が上がっているので、そうならない可能性が高いだろう。」
「結局、みんな、うすうす東芝の不正をわかっていて見逃していたんじゃないの?」
「みんな一蓮托生なのではないか?」
「筆者はキャリア官僚では珍しく金融検査官の経験がある。検査官は自分が検査している時にぶつかったヤマは、他の人ではなく自分で最後まで解明したいものだ。」
「朝日新聞の大鹿靖明記者から「金融庁が新日本監査法人を検査していたと聞いたが、金融庁の検査で(不正を)見逃すことがあるのか」という取材を受けた。」
「粉飾を見抜けないなら監査法人は役立たずのはずだ。東芝粉飾問題での第三者委員会は、やたらと新日本監査法人を擁護していたのは気になるところだ。
どうやら問題は監査法人にとどまらなかったようだ。新日本監査法人が粉飾を見逃したのに、妙に悪びれなかったのには理由があった。
それは、新日本監査法人は、日本公認会計士協会からは1999年3月期と2014年3月期の、金融庁の公認会計士・監査委員会からは2011年3月期の、それぞれの東芝決算を抽出して検査を受けたが、いずれも適正と判断されたというのだ。」
「この件については、金融庁も公認会計士協会も「個別の検査についてはコメント出来ない」というが、どうやら、金融庁と公認会計士協会が、新日本監査法人のミスを見逃したのだから、新日本監査法人が東芝のミスを見逃したことについて、誰も批判できなくなったようだ。」
「ところが、そのメディアの担当者は、「こうした話は金融庁との関係でいろいろと差し支えるので困る」と私に伝えてきたうえで、ボツにしてしまったのだ。」
「メディアも商業ベースで考えなければならず、金融庁を敵に回すのを得策でないと考えるのは自然である。」
「何より、金融庁が一枚絡んでいるという筆者の話は、複数のメディア関係者に伝えたが、誰も書いていないようだ(大鹿氏は独自につかんでいた)。」
「だから、みんな、うすうす東芝の不正をわかっていて見逃していたんじゃないの、と思う次第だ。」
「ただ、2月に証券取引等監視委員会が開示検査をしながら、その後に東芝の第三者委員会が作られ、当局検査から逃れていることについては、なんとなくわかった。それ以前の当局検査のチョンボを上書きせずに、「ないもの」として扱ったのだろう。」
これで、JALのように100%減資になったら、東芝の株主も救われない。
不正を見抜けなかった株主の責任で話は終わる。
金融庁や新日本監査法人は、それでいいだろうが・・・・・・
hop***** 2015年11月28日 07:38
今回の不正会計処理では、会計の健全性をチェックする公認会計士はどんな仕事をしていたのだろうかと疑問に思う。公認会計士は東芝内にもいるであろうし、監査法人内にもいるであろう。
そもそも公認会計士という仕事は、労働の対価として収入を得るもので、本質的に付加価値を生む仕事ではない。こういう仕事に携わっている人たちに対しては、むやみに規制緩和をして人数を増やしてはならない。仕事の中身が高度で、素人には事が起こった後でなければ、その質の判断ができないからだ。公認会計士も過当競争のもとで質が落ちてしまっているのであろう。
政府や役人は、規制緩和をしていいところと、そうでないところがある。単に失業率を減らしたいがための過去の闇雲な規制緩和が今の事態を生んでいる。
会計の健全性を監査するという責任ある仕事に携わる公認会計士の質を落としたのは、政府や国にも多大な責任がある!
バカ政治家、バカ役人ども自覚しろ!