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(株)東芝【6502】の掲示板 〜2015/04/27

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jyoumonn 買いたい 2014年6月22日 13:18

 プロペラのような翼を海中に沈め、海流や潮の満ち引きを利用して発電する「海の風力発電所」が注目を集めている  東芝機械

(株)東芝【6502】  プロペラのような翼を海中に沈め、海流や潮の満ち引きを利用して発電する「海の風力発電所」が注目を集めている  東芝機械

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    海流や潮で発電 急浮上(6月22日日本経済新聞) 再生エネ、天候問わぬ新顔

    (1)プロペラのような翼を海中に沈め、海流や潮の満ち引きを利用して発電する「海の発電所」が注目を集めている。 日本の領海と排他的経済水域(EEZ)の広さは世界6位で、発電に適した場所も多い。 太陽光や風力と違い、天候に左右されずに発電できる利点もある。

    (2)太平洋側を流れる黒潮海流をエネルギー源として使う「海流発電所」を2030年ごろに実現する。 IHIと東芝、東京大学、三井物産戦略研究所(東京・千代田)が取り組んでいる。

    (3)直径40メートルの翼を2つつけた発電装置をワイヤで海底に固定。 凧(たこ)のように浮遊させながら黒潮の流れを受けて回り発電する。 10キロメートル四方に発電装置を400基設け、80万キロワットと小規模な原子力発電所並みの電力を生み出す。

    (4)黒潮の流れは平均で毎秒1.5メートル前後と比較的遅いが、水の密度は空気の800倍あり、エネルギーは十分に得られる。 海流発電の稼働率を60~70%と見積もった。 これに対し、天候に左右される太陽光は10%台、洋上も含む風力は30~40%にとどまるという。 「発電コストは1キロワット時当たり20円を目標にしている」と話し、風力発電並みを狙う。

    (5)海の流れを利用した「潮流発電」もある。 三井海洋開発は、潮流発電と風力発電を組み合わせて出力を高めた装置を開発した。 今秋には佐賀県唐津市沖で実証試験を始める。 ハイブリッド発電装置は海に浮かべるタイプで、全長約70メートルある。 海中部分には、特殊な水車を設置し、海上の風力発電も含めると、1基あたりの出力は500~1000キロワット。

    (6)海洋発電は、発電した電気を送る海底ケーブルは十キロメートルから数十キロメートル必要になる。 IHIなどの発電装置はケーブル代も含めると1基あたり10億~20億円かかるという。