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(株)キトー【6409】の掲示板 2019/08/15〜2022/03/31


ダイフクは減価償却負担につながる工場などの固定資産が少ない。売上高を有形固定資産で割った20年3月期の有形固定資産回転率は10回を超え、機械大手のファナック(約1回)や三菱電機(約6回)を大きく上回る。物流機器の主要部品は自社工場でつくるが、顧客の工場や物流施設にダイフクの技術者が出向いて装置を据え付ける。さらに、海外などでM&A(合併・買収)を繰り返すなかでも固定資産を大幅に増やさないようにしてきた。10年間で実施した14件は事業の一部譲り受けや、適時開示基準に満たない金額の小さな案件が大半だ。死角は、こうした小さなM&Aで広がった現場の管理だ。19年には中国子会社が手掛けた大型案件でスケジュールが遅れ、国内から派遣した技術者のコストが想定以上にかさんだ。幹部の交代も注視すべきだ。ダイフクの構造改革をけん引してきた田中章夫会長や、財務強化を支えた猪原幹夫最高財務責任者(CFO)が6月末に退任する。
株式市場では「株価の上昇はまだ期待できる」(コモンズ投信の伊井哲朗社長)と強気の見方が出ている。期待に応えることができるか。引き続きトップを担う下代博社長による急成長のきしみのコントロールが焦点だ。
バフェット コード で調べると 窓に6409入れ TURNすると POP UPする 売り上げは
100分の1 営利は 10の1 アメリカの社会インフラ 216億円 6G高速通信を入れと
施工予算 350兆円になる。 中国もコロナの影響受けず 今後の発展を考慮すると
マテハンでの世界1も夢想でない 競業他社で ダイフクがNO1 で出ている

  • >>654

    ダイフク、強さの3本柱 デジタル化・多様な顧客・低い減価償却費 今期営業益1%増
    1090文字
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    物流機器大手のダイフクが、「コロナ相場」の主役になろうとしている。3月中旬の直近安値からの株価上昇率は9割に迫り、時価総額は初めて1兆円の大台に乗った。5月27日には上場来高値を更新。2021年3月期の連結営業利益は前期比1%増を見込んでいる。強みは「3つのD」で読み解くことができる。

    増益見通しを出せたのは、豊富な受注残を抱えているからだ。今年3月末の受注残高は過去最大の3979億円。工場内などでモノを運ぶ搬送装置「マテリアルハンドリング」で売上高世界首位とされるダイフクには注文が続いている。
    受注獲得を支えるのが「デジタル化の波(Digital Shift)」と「多様な顧客基盤(Diversity)」の2つのDだ。企業の間で「新型コロナウイルスの感染を予防しながら事業を続けるには、人と人の接触を極力減らさなければならない」との考えも広がった。顧客にはインターネット通販業者のほか、半導体装置メーカーや自動車産業などを抱える。医療用品向けのニーズも高まっているという。
    ダイフクの収益力が高まったのはこの10年のことだ。損益分岐点比率が10年間で100%から76%へ24ポイント改善。売り上げ規模が3倍に増えるなかでも固定費の伸びを抑えてきた。とりわけ「減価償却費(Depreciation)」は売上高に対する比率が長く1%台にとどまる。これが3つ目のDだ。