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(株)ヒラノテクシード【6245】の掲示板 2018/08/09〜2021/02/14

逆風下成長 3つの足場 2019年2月20日付 日経新聞朝刊関西面より
成長が加速した関西企業上位30社(10~12月期)
10~12月期の営業増益率(前年同期比)から7~9月期の営業増益率(同)を引いたものを「改善幅」としてランキングにした。いずれも増益の企業を対象とした。10~12月期は関西企業全体の平均で営業利益が3%減と2四半期連続のマイナスだった。
 ランキング上位に目立つのは、自社の技術を電気自動車(EV)など市場が拡大中の新分野に活用した企業だ。首位のテクノスマートは10~12月期の営業利益が前年同期の5.6倍となった。
 車載電池大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)や比亜迪(BYD)など中国メーカーに多く納入する。技術力に定評があり、中国景気が減速する中も車載用リチウムイオン電池向け塗工機の販売が順調だった。
 染色後の繊維を乾燥させる機器が主力だった同社が電池向けに参入したのは1990年代。塗工機はリチウムイオン電池の正極や負極に活物質を塗って乾燥させる仕組みだ。繊維機械で培った温風を制御する技術を電池向けに転用し、市場を開拓している。
 同業のヒラノテクシードも電池向け塗工機の引き合いが強かった。同社の実験施設には、中国や韓国など海外から訪問者が相次ぐ。「月に10社以上来ることもある。」(同社)という。

まあ、今日はテクノスマートの方が大きく取り上げられていましたが、ここはテクノスマートが殆ど扱っていないMLCC関連の受注も好調で、村田や太陽誘電のように、この分野は貿易戦争の影響が軽微なのが有利な点かと思います。