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(株)神戸製鋼所【5406】の掲示板 2022/03/21〜2022/05/05

鋼材高騰で異常事態 価格1.5倍、納期2倍で建築工事に遅れも
 2021年に起こった世界的な木材価格の高騰「ウッドショック」の後を追うかのように、鋼材の価格が上昇している。調達のリードタイムが長引き、工場建設の見直しや公共施設の開業延期につながるなど建築プロジェクトにも影響が出始めた。鉄鉱石と石炭の価格高騰や世界的な供給体制の見直しが需給バランスを崩し、価格の先行きが見通せなくなっている。
鋼材価格はこの1年半で高騰している。建設物価調査会によると、東京のH形鋼価格(SS400、200×100mm)は20年下期の1トン当たり7万4000円から、21年に入ってほぼ毎月上昇。22年2月に10万9000円と47%高くなった。異形棒鋼(SD295、D16)も20年8月から22年2月にかけて50%値上がりした。
 東北地方の鉄骨加工会社の営業担当者は「鋼材同士の溶接に使う線材も値上がりした。燃料代もかさんでいるため利益がほとんど出ない」と悲鳴を上げる。