ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

タカラバイオ(株)【4974】の掲示板 2019/08/09〜2019/09/28

本日から始まる欧州癌学会でタカラバイオのC-REVの肝臓癌の臨床の経過が発表されるようです。
膵臓癌は現在有効な薬は無くゲムシタビン・ナブパクリタキセルという薬があるだけですが、これは延命2ヶ月という状況にもかかわらず(膵臓ガンに有効な手段が無いため)承認されています。

演題を見ると今回このゲムシタビンとC-REVを併用したところステージ3で生存期間が9.7ヶ月ステージ4で8.5ヶ月になっているようです。つまり平均7ヶ月くらい余命が伸びていると考えることが出来ます。また奏効率44%とありますので44%のかたが膵臓癌が縮小したようです。奏功率というのは30%以上癌が縮小しないと適用にはなりません。また奏効率44%という数字は小さいと思われるかもしれませんが有名なオプジーボの奏効率20%程度ですから評価できると思います。

現在膵臓癌は不治の病ともいわれ世界中で特効薬が待ち望まれているだけに注目されそうです。詳細は欧州癌学会で発表になります。(9/27~9/29)

今日の日経朝刊の書き方だとネガティブに見えますが欧州癌学会の発表を持って膵臓癌に絞るというのはポジティブにとらえて良いと思いますよ。