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(株)メドレックス【4586】の掲示板 2018/08/02〜2018/08/28

メマンチン貼付剤(MRX-7MLL)と、
メマンチンドネペジル貼付剤(MRX-5DML)とは、

全く異なるパイプラインですね。これらを同じと解釈するのは妥当ではありませんし、同じではないので同じものの治験内容が変更されたわけではありません。

アルツハイマー治療薬のメマンチンとドネペジルは作用機序が異なりますから、メマンチンドネペジル貼付剤からドネペジルを除いた貼付剤は別件のパイプラインとして位置付けるのが相当である。

つまりは、今回、対応する経口剤の市場規模に基づいて同一パイプラインの内容が変更され治験開始などが遅延したというのは妥当ではなく、

MRX-7MLLがHPのパイプラインから削除されたことからもこれが実質的に開発中止となって、MRX-5DMLが新規に立ち上がって非臨床試験が開始されたと考えるのが妥当である。

すると、それらは別件であるから、開発中止IRと新規IRとのそれぞれを株主に発表する義務を負っているにもかかわらず、両社があたかも同一で開発が遅延したという発表は間違いであると思われる。

これは、中枢神経系パイプラインであるメマンチンドネペジル貼付剤が、フェーズ1でPOC取得が可能で早期の契約による契約一時金をも可能であるから、それを期待していた株主からすれば残念な知らせである。そして、このような不可解なIR発表はこういった手法が他の事案でも利用されるのではないかという不安を増幅させるなど、株主との信頼関係を損ねる結果になるのであるから、遺憾に思って訴えることは当然である。