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カルナバイオサイエンス(株)【4572】の掲示板 2023/11/03〜2023/11/06

>>333

jitさん、こんにちは。

> 現在実施中のAS-1763の1b治験では、非共有型結合の治療歴がある患者は除外されていましたので、ピルトブルチニブで耐性を獲得した患者は含まれないですね。まずはC481S耐性ということみたいです。

・・・イブルチニブ他共有結合剤による治療で、変異がでるのは、C481Sだけでしょうか?他の16種類の変異は、非共有型結合の治療で起こるんでしょうか?L528変異なんかは、イブルチニブ、ピルトブルチニブのどちらも効かないとかあったんで、数は少ないかもしれませんが、スクリーニングで選択できないかなと考えていました。

  • >>359

    スッキリさん、こんばんは

    ご指摘の通り、共有型結合BTKiでも他の変異の報告はあるようです。(イブルチニブはT474I/L変異に対しては阻害効果あるんですね)
    ttps://ashpublications.org/blood/article/141/26/3137/495695/Pirtobrutinib-a-new-hope-for-patients-with-BTK

    別の論文では共有型結合で発現し、ピルトブルチニブ投与で変異が増加したみたいな記述もありました

    現在の1bはC481S耐性をメインに治験がデザインされていると思われますので、ベネトクラクスとの併用や、先行するピルトブルチニブに対するAS-1763の優位性を示すには更なる治験の準備が必要ですね。そうなると新たな資金需要となり、増資か導出・共同研究か。。その意味で耐性研究の初期段階とはいえ、このタイミングでのASH発表は重要に感じます。

    いずれにしても、GS-9911もそうですが世界トップレベルの医師や施設で治験できることは大小さまざまなメリットがありそうです。GS-9911の治験が始まれば、血液がんと固形がんの両方でそういった環境で進められることになり、P1とは言え、もっと市場からも評価されてもいいと思うのですが。。

    先に記載した36の変異が報告された論文は比較的新しい(2023.10.9)ものなので、ASHの表に未掲載のものもAS-1763ではまだ確認していない可能性もあります。(ASHの表以外の変異があるのは確かですが、すべてが記載されているわけではないので、種類ではなくて累計36かも)

    「病気の進行時に、BTK 変異 C481 の 92% が減少または根絶され、患者 49 人中 35 人 (71%) が新たな遺伝子変異を発現し、55% (患者 49 人中 27 人) が BTK 変異を発現しました。これら27人の患者のうち、研究者らは新たに獲得したBTK変異を36個特定した。」

    AS-1763投与で新たな変異・耐性が発現する可能性もありますし、今後の経過を期待しつつ見守りたいと思います。長文失礼いたしました