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NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2016/03/15〜2016/03/18

COINSのHPに記載の
「2016.3.17【報道】JST産学官連携ジャーナル2016年1月号研究者リレーエッセイのコーナーに、片岡 一則 ナノ医療イノベーションセンター研究統括の記事が掲載されました。
表題は「オープンイノベーションのためのオープンキッチン:川崎iCONM」です。」
ttps://sangakukan.jp/journal/journal_contents/2016/01/articles/1601-05/1601-05_article.html

を辿ると、片岡氏のエッセイに行き着く。

その内容を読んで見ると、遠回しに
国よ、しっかりして欲しいと言うメッセージに
聞こえてしまう。

新しい技術が出て来ても、審査する方に
その技術を見極める知識、能力が充分でなければ
満足な審査が行われず、せっかくの宝が、ごみと化して
しまうかもしれない。

片岡氏の言葉である。↓

「このような先端的ナノ医療技術を社会実装していくとなると、単に技術開発のみでは掛け声倒れになってしまう。ここで考えるべきことはざっくり言って二つある。一つは、ナノ医療においては、既にある市場を置き換えることよりも、新たな技術の実現によって新たな医療ニーズが顕在化し、市場化につながる要因が大きいことである。従って、研究開発の初期段階からそのことを意識する必要がある。もう一つは、素晴らしい技術が完成したとき、それを受け入れ、社会実装を認めるための審査体制をあらかじめ準備しておくことであろう。技術が完成してから、審査の土俵に持ち込まれ、さて、これをどう審査しようかという議論が始まっていては、社会実装は数年、あるいは下手をすると十年単位で遅れることになり、その間に技術の陳腐化や国際競争からの脱落に至ることになろう」

産官学が、切磋琢磨し、新たな分野を開拓するために頑張って
欲しいと強く思う。