ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2018/01/20〜2018/01/23

以下は、ど素人である私の妄想で済みませんが、取り敢えず言わせて下さい。

中外とのオプション契約につき、共同研究が3年も掛かっているのは、なぜだろう。

ナノ社が提供しているのは、抗体(今回は中外提供)センサー付きの核酸用ADCMであるNanoFectであるが、これに問題が有れば先には進めないので中外は直ぐに撤退したと思う。3年近くも続いているのは、中外側の事情ではないだろうか?NanoFectが十分に使い物になっている場合、中外が例えば幾種類もの「抗体」と「核酸」を持ち込み、マウス等の試験も含めて、最適の物を選別しようと徹底的に調査・研究しているようなことも考えられる。(期間が長いことは、導出の可能性が高いのではないかという気がしてきた。)

そうであれば、中外への導出の可能性が高まるので悪い話では無いが、一方、核酸医薬は次世代の期待の新薬なので、ナノ社としては、中外からの一時金やマイルストーンだけで満足している訳には行かない。ナノ社自身もNanoFectを活用した核酸医薬の開発を進める必要があるだろう。そう考えると、中外から持ち込まれた抗体や核酸をナノ社自身の研究・開発に流用したりは出来ないので、この長期のオプション契約が反って自社独自開発が遅れる等の足枷になったりしていないだろうか?

アキュルナのIRがなされた時、ナノ社が核酸医薬の開発を同社に譲るようで、当時は何か奇異な感じがしたが、もしかしたらこの件が関連しているかもしれないと最近思うようになった。つまり、ナノ社も独自に核酸医薬の研究・開発を積極的に進めるために別の組織を設立して技術移転することになったのではないかと・・・?

と考えれば、中外への導出で収入を稼ぎ(株価も上昇し)、かつ、ナノ社グル―プとして独自の核酸医薬の開発も進めることができ、最良の道ではないかと思う。