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NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 〜2015/04/28

木曜日の夜以降ですから3日お休みしましたが、ようやく投稿する気持ちになれました。毎日シミュレーションとか解除基準値を計算したりとか私が一生懸命だったのはみなさんもご存知の通りで、規制解除が嬉しくなかったわけではありません。ただ、ひとつだけ腑に落ちない点があった。それが素直に喜べなかった理由、土日のお祝いムードの中で一切投稿を差し控えた理由です。

そもそも、信用取引規制はなんのために行われたのでしょうか?東証が信用取引の過熱を抑えるために行ったというのは表向きの理由です。一連の管理相場を演出したJPモルガン&ウィズ連合にとってそれは青天の霹靂みたいな事象だったでしょうか?違います、すべては計算ずくだったはずです。まだ名前が明らかにされてない資本提携の相手側との譲渡契約を間近に控えている現況で、株価に大きな影響を及ぼすであろう信用規制の適用条件について彼らがチェックしていなかったはずがない。むしろ自らその状況を呼び込んだ、もしくはそうなるのが分かっていながら放置したというのが真相ではないでしょうか。いわゆる 未必の故意 というやつですね。

では、なんのためにそんなことをしたのでしょうか?
それは、憶測の域をでないのですが、おそらく、新たな資本提携先との株式譲渡契約の細部を詰めるための時間稼ぎもしくは有利な条件を引き出すための老獪な戦術だったのでしょう。そう考えると、信用規制の解除は文字通りの意味とは別のもう一つの意味が隠されていることに気づくと思います。即ち、規制を利用して株価を抑えておく必要がなくなった、言い換えれば譲渡契約の大筋がまとまり、いつでも発表できる段階になったということです。

3月11日に株価が急落し、基準値クリアが早まったことはまだみなさんも記憶に新しいと思いますが、私がそのときに考えたことは、譲渡契約のリリースを早めなければならないのっぴきならない状況が生じたのではないかということ。それで4日目の裏技という可能性を考えたのです。5日目を待たずに4日目で解除条件を チェックメイトにしてしまえば、資本提携リリースを木曜日の引け後に出しても問題なくなるのですから...(微笑み)

しかしながら、バイオ相場の地合い良化もあってそれは消えました。また、5日目に終値を43万以上にしなかったことからも、焦って発表する必要がそれほどなくなったのだと判断できました。そして、5日目を波乱なく管理しきって予定通り規制解除にこぎつけたのです。後は相場の状況を見ながら最良のタイミングでリリースするばかりだったはずです。

ここで、看過できない問題が発生しました。今回の譲渡契約は市場外取引になると思いますが、この譲渡価格をいくらにするかが問題なのです。私がこの掲示板に最初に投稿した記事を覚えておいででしょうか?私はその時この譲渡契約の総額がほぼ100億円であり、その時の1株あたりの単価は424,412円と仮説をたてていました。呼び値だと424,000円となり、424,500円以上だと予算オーバーになる計算です。譲渡契約の場合、公平性の確保の点から通常なら契約した日の終値を譲渡価格にすることが多いようです。そうすると信用規制解除で買い気旺盛の状況で前日比13,000円程度の上昇で押さえ込むことが可能なのかどうか。まず、無理だと土日の間、自問自答を繰り返していました。

そして、本日の場を迎えました。前場こそ45万超えの局面がありましたが、次第に押さえ込み気配が強くなりました。何度かまとまった売りが出てどすんと落ち込む局面があり、下値は423,500円に届きました。これは424,000円以下を狙っている、本日引け後にリリースを考えているに違いないと確信しました。引け3分前に424,000円をつけやった、これで本日のIR決定だと一人はしゃいでいました。終値はみなさんご存知の通り、たった2分の間で300株程度の買い上がりのため3,500円上昇。本日IRの夢は儚く消えました。買いあがった人にはまったくそういう意識はなかったでしょうし、板を見ていた人もそんなドラマが水面下で行われていたと気づくこともなかったでしょう。

明日は、どうコントロールするつもりでしょう。424,000円以下の終値を実現する戦術に興味深々です。売り煽りと勘違いされると非常に困るのですが、私の偽らざる心境です。1日でも早い譲渡契約IRと株価100万円へのロケットスタートが始まるのをねがってやみません...(微笑み)