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第一三共(株)【4568】の掲示板 2017/04/06〜2017/06/30

これまでもそうであったがDSにとって子会社というのは鬼門だな、ランバクシーに続いて北里ワクチンか?、減損会計というのは時価会計である、北里ワクチンの中には赤字部門を抱えていることがわかる、時価が簿価から50%以上の下落しているということか?いずれ経営陣から説明があるだろうが、いずれにしても1月の公表で上方修正しておいて4月に下方修正というのは恰好がつかないのではないか、悪材料出尽くしという見方もあるが?

  • >>334

    第一三共本社は子会社の文化を尊重し直接介入はしないという立場をとってきました。その結果、ランバクシー買収は失敗に終わりました。北里研究所(現北里第一三共ワクチン)に対しても同様であったと推測致します。2011年8月、「新型インフルエンザワクチン(H5N1)開発・生産体制整備事業」により厚生労働省から北里第一三共(4000万人分、300億円)、化血研(4000万人分、240億円)、武田薬品(2500万人分、240億円)、阪大微研(2500万人分、240億円)の助成金がそれぞれ割り当てられました。武田薬品はバクスター社から、化血研はGSK社から技術導入し2014年3月に製造販売承認取得をしています。阪大微研は治験で十分な結果が得られず、この事業から撤退し助成金を返却しています。なお、当社は現時点でもこのワクチンの製造販売承認取得がされていません。この記事が参考になるかと思います(https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140328/175090/)。
    第一三共本社が北里第一三共ワクチンの自社開発にこだわらず、化血研と同様にGSK社から技術導入といった現実的対応をとればことは円滑に運んだかと思います。ちなみに、第一三共の子会社であるジャパンワクチンはGSKとの合弁会社です。北里研究所とサノフィー社との歴史的関わりが、サノフィーとライバル関係にあるGSK社の技術導入の妨げの一因となったかも知れません。また、国策医療の一環として官より当社に純国産ワクチンの開発・製造といった強い要望があったかも知れません。いずれにしても、国家、株主の期待に応えられていないのが事実です。
     今回、北里第一三共ワクチンに対して第一三共本社が400億円の増資を全額引き受けるとの旨。現在、少子化により従来から北里研究所で生産されてきたワクチン(はしか・風疹、おたふくかぜ、4種混合ワクチン)の需要は減少することは明らかです。当社販売のアクトヒブ(Hib),ロタリックス(ロタウイルスワクチン)、ビームゲン(B型肝炎ワクチン)はそれぞれサノフィー、GSK、化血研からの導入品です。従来の手法では北里第一三共ワクチン単独では生き残りは難しいと考えられます。今回の第一三共本社の北里第一三共ワクチンへの資本導入はジャパンワクチンを含めたワクチン戦略のリストラの始まりであると期待したいところです。

  • >>334

    細胞培養インフルが鬼門。
    パンデミック対応のために、細胞培養インフルという建前だけど、いずれ今の季節性インフルも鶏卵培養から細胞培養にシフトするという読みがあった。
    公募事業がうまくいけば、国持ちで300億かけて作った設備が手に入るというはずだったが、細胞培養インフルは易しくなかった。
    世界中みても、細胞培養インフルワクチンからはみな手を引き始めている。
    公募事業がうまくいっても、パンデミックが起きるまでは維持費だけかかり続ける不良債権。
    ジフテリア百日咳破傷風も麻疹風疹おたふくも儲からない。
    なにせ子供の数は右下がりだし、昔は別々に売ってたものを、混合ワクチンにしたからって3倍の価格で売れるわけではないだろうし、利益率はさがる。
    シェアを奪われないために、わざわざ開発費をかけて推進しなければならない。
    鼻インフルは導入しようとした矢先、アメリカで効かないってデータが出て、導入する意味がゼロに。
    https://minacolor.com/articles/show/3899
    皮内インフルは儲けの目があるのだろうか?
    承認すら取れないあたり、順風満帆ではないだろう。
    効果が疑わしいか、うまく製造することが出来ないのか。
    本当は潰したいが、ワクチンは国策だから潰さない、そんな感じじゃないだろうか。