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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 〜2015/04/28

グローバルバイオベンチャー大飛躍に向け
私はそーせいがゆっくり確実に上昇する事に期待!

4月10日 四季報 編集部イチ押し 抜粋

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 ヘプタレス社は、ノバルティスやアストラゼネカ(英国)、武田薬品など世界的なメガファーマと提携して、候補物質の探索をしている。共同研究期間は終了しても、選定した候補物質の研究は引き続き進めている案件もあり、進捗があればマイルストーンが入ってくる仕組みだ。
 また、ヘプタレス社の自社開発パイプラインにはアルツハイマー病や統合失調症、偏頭痛などの中枢神経系の病気や糖尿病などを対象とする新規医薬品候補物質がある。いずれも成功すれば大きな市場が見込めそうだ。開発の進捗度はアルツハイマー病や認知障害向けが臨床1相、注意欠如・多動性障害向けが治験承認の下りたところで、そのほかは前臨床や、基礎研究レベルにあるが、すべてのプロジェクトがファースト・イン・クラスまたはベスト・イン・クラス(画期的医薬品または既存薬に比べて明らかに優位性がある医薬品)、あるいは優れた次世代製品とされている。
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 15年3月期に関しては、ヘプタレス社に対するデューデリジェンスを含めた買収費用がかさむため、期初計画の収益見込みから減額となる公算が強い。今16年3月期以降もヘプタレス社の研究開発費が上乗せになる。

 そーせいGは14年3月期からIFRS(国際会計基準)を適用しており、今回の買収によるのれん償却は発生しない。一方、研究開発費については一部資産計上される見込みだが、それでも現在の年間4億~5億円からは2~5倍になると想定される。上半期(15年4~9月)には買収のための借り入れの金利負担2億円弱や、借り換え費用の発生も見込まれる。COPD治療薬の北米販売が開始になればロイヤルティ収入は増えるが、それまでの1~2年は費用が先行する可能性が高い。 

それでも「赤字にはしない範囲でやる」と田村社長は強調する。日本発のグローバル創薬バイオベンチャーに向かって大きな一歩を踏み出したそーせいGがどこまで伸びるか。今年9月末に返済期限が来る、200億円の借り換えは最初の試金石になる。

 総額480億円を投じたヘプタレス社の買収は、
はたして無謀な賭けか、大飛躍の契機となるのかー。

(田村社長に巨額買収の勝算を聞いた後編のインタビュー記事は、13日公開予定)