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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/05/10

以前にこんな投稿が。

お借りします。

参考までに。


オックスフォード大学が開発中のワクチンは、オックスフォードのジェンナー研究所で開発されたチンパンジーアデノウイルスワクチンベクター(ChAdOx1)を利用したもの。チンパンジーのアデノウイルスベクターは非常によく研究されているワクチンタイプであり、安全性は高いと思われる。培養も比較的容易とされる。これに対してアンジェスが開発中のワクチンは、非ウイルスベクターでありプラスミドを利用する、技術的にはこちらの方が新しく、安全性は高く、生産性も高いと思われる。新旧の異なる技術で開発されたワクチンが、同じくらいの速さで開発中されていることが重要なので、どちらが早いかは問題ではない。人類にとっては両方が成功することがベストシナリオ。なお、私見では、特別な培養設備を必要とせず、大腸菌を利用してタンクで培養できるアンジェスのプラスミドDNAワクチンの方が安価であり、技術移転が容易なので、低開発国支援には向いていると思う。