小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2016/07/09〜2016/07/13

2929 ファーマフーズ
オプジーボより潜在能力があるかもしれない。
テンバーガー 株式新聞推奨銘柄

ファーマＦに新薬期待膨らむ、大化けの芽



紙面

　バイオベンチャーのファーマフーズ（＝ファーマＦ、２９２９・Ｍ、百株）は、開発中のがん治療抗体への期待が本格的に株価に織り込まれる段階に入ってきた。新たな免疫療法の確立につながれば、将来的に同社の業績を一変させる可能性もある。

　免疫細胞を増強することで、がん細胞が免疫による攻撃から逃れるのを阻害するのが免疫療法。あの小野薬品工業（４５２８）の「オプジーボ」もその一つだ。ファーマＦは昨年新たな治療抗体「抗ＦＳＴＬ１」の開発に成功し、製薬会社への導出を目指している。

　ここへきて改めて抗ＦＳＴＬ１への関心が高まっているのは、ファーマＦが、開発パートナーとなる製薬会社との契約について今７月期中をメドとしているため。期末が迫ってきたことから、近く何らかの進展があるとの見方が出ている。同社によれば臨床試験に適用できるレベルの抗体の開発は終えているといい、パートナー獲得は大きな一歩となる。

　６月に発表した第３四半期累計（昨年８月～今年４月）決算での赤字を嫌気して株価はいったん急落したが、足元で再び上げ潮ムードを強めてきた。なおも買い気は強く、波動に付きたい状況だ。