小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2016/04/22〜2016/04/26

将来的に小野薬品は間違いないと思いながらつい日々の株価の変化が気になる私ですが、ちょっと発想の転換をしてみました。
それは、日本円を持つより小野薬品の株券に替えて持っていた方が良いのでは無いかという事です。
たとえ、小野薬品の株価が下がる、それはつまり小野薬品株に対して日本円が上がるということなのですが、そう考えるとそれは不可思議な状況と感じるのは私だけでしょうか？

20年以上前、日本は世界第2位の揺らぎない経済大国であった訳ですが、その頃から残念ながら年々衰退傾向にあります。大学卒業後、めっきり海外旅行に行かなくなりましたが、以前は日本の物価はかなり高いはずだったのが、今や中国や東南アジアの都市部では、東京より物価が高いところが珍しくなくなっていると聞きます。要するに、日本円の価値は世界経済の中で低下しているということで、それは残念ながら今後も当面続きそうです。
一方で世界経済に中で小野薬品という企業の価値ですが、既に、現時点で相当な将来の成長性が織り込まれて高評価となっているとしてもまだまだ成長が見込まれており、この危うい日本円に対して継続して弱含むことはあり得ないと思います。日本円が仮に今後継続的に小野薬品株に対して上昇するなら、それは日本国自体が世界経済の中で、小野薬品の株価にまだ盛り込まれていない伸びしろ以上に成長が見込まれるでしょう。そうであるなら小野薬品を越えるほどの成長期待企業が日本にゴマンとあることになります。残念ながら日本はそういった状況ではありません。

世界経済に立脚すると、小野薬品株を持つ方が、日本円を持つより、中長期的にはもちろん、短期的にもはるかに上昇が期待されると思われます。

日本円を持つなら、小野薬品株、『小野ルピア』とでもしますか、を持った方が価値の上昇が予測されるのは論を俟たない事では無いでしょうか？