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(株)NEXYZ.Group【4346】の掲示板 2021/11/17〜2022/09/22

>>639

ヤフーファイナンスのデータによると、ネクシィーズグループ社の平均年収は5,000千円とのことであるが、2005年当時には株式会社ネクシィーズの平均年収が350万円であったことを考えると、だいぶ、給料は上がってきているのではないだろうか?

そして、そもそも論として、ネクシィーズグループの社員たちはお客様に対してなんらかの「付加価値」を提供することができているのであろうか?

朴 一(パク・イル)大阪市立大学名誉教授は「価値の産み出されるところ以外から、お金が創造されるなんてことはありえない」という趣旨の発言をしておられたが、私も同意見である。

私には、本当にネクシィーズグループに就職したくてした人はごくわずかであって、自分のやりたい仕事があったのにそうした仕事に就くことがかなわなかった人たちが、今のネクシィーズグループの社員の多数を占めているように思える。

「就職超氷河期世代」である私に言わせれば、政府・日銀が「アベノミクス」という名の事実上の円安誘導政策を実施して、日本経済にとっての「時間稼ぎ」をしていた時期に、給料が残業代込みでボーナスの支給もない会社に就職していった人がなにを考えていたのかさっぱり理解することができない。

「やるやる詐欺」で政権をとっておいて、国会での日銀総裁の同意人事で白川 方明(しらかわ まさあき)氏の総裁就任に同意した当時の民主党政権にはあきれてものも言えない。白川氏は総裁任期の最後まで、「インフレターゲット」というリフレーション政策を実行に移すことには反対をし続けた。この間、先進国の中では日本だけが実質賃金が上がらず、可処分所得に至っては減少し続けてきた。そして、新型コロナウイルスとロシアによるウクライナ侵略に伴う資源高のダブルパンチで日本経済は危険な状況にある。安倍元首相に対してはいろいろと思うところはあるが、「インフレターゲット」を実行させた功績は大きいと私は考えている。

中長期的に自分が生き延びるためには今なにをなすべきなのかを考え、そして行動に移さないと、結果的に就職できた会社がネクシィーズグループであったというようなことになってしまう。マンガ家の小林よしのり氏が「すべてを自己責任として済ませてしまうわけにはいかない」と書いていて、それはその通りなのだが、他人の責任として済ませてしまっては己の成長がないことも事実である。