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(株)田中化学研究所【4080】の掲示板 2015/08/26

>>498

それとは違うと思いますよ。
本年8月6日に特許出願されたものをご覧ください。
特に重量エネルギー密度のところを良く見てくださいね。
2013年では271Wh/kgだったものがなんと600mWh/g以上となっております!!
600mWh/g=600000mWh/kg=600Wh/kgで良いと思うのですがどうでしょうか?
詳しい方おられますか?
600Wh/kgなら2年前からさらに2.2倍の超性能じゃないですか!


(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-144131(P2015-144131A)
(43)【公開日】2015年8月6日
(54)【発明の名称】リチウムマンガン系複合酸化物およびその製造方法

【発明の効果】
【0077】
本発明によれば、安価な原料及び元素を使用して、平均放電電圧が3V以上を保持でき、且つリチウムコバルト酸化物系正極材料と同等またはそれ以上の放電容量(200mAh/g以上)および重量エネルギー密度(600mWh/g以上)を有する、正極材料として有用な新規な複合酸化物を得ることができる。
【0078】
本発明のリチウムマンガン系複合酸化物がこのような大容量を有するのは、従来の正極材料とは異なり、放電曲線が放電終止電圧(2.0Vまたは1.5V)に向かって緩やかに低下していく形状であることによるものであり、放電終止電圧を2.0V程度又は1.5V程度まで下げることによって、容易に大容量化を実現することができ、小型民生用のみならず車載用などの大型リチウムイオン二次電池用正極材料としてきわめて有用である。
【0079】
特に、本発明の複合酸化物は、従来の同様の組成を有する複合酸化物と比較して、初期充放電効率が高いという特徴を有するものである。このため、所定の初期放電量を得るために必要な負極材料の量を減少することができ、物質自身の高いエネルギー密度の寄与に加えて負極量低減によって電池のエネルギー密度を向上させることができる。
【0080】
本発明によるリチウムマンガン系複合酸化物は、上記の優れた性能を有するものであり、高容量で、かつ低コストのリチウムイオン二次電池用正極材料として、極めて有用である。