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(株)ブロードバンドタワー【3776】の掲示板 2021/05/21〜2021/05/29

今週も1週間おつかれさまでした。

今日の相場は、7割ほどの銘柄がプラスでスタートすると下方向にブレつつも、およそ7割の銘柄がプラスで折り返しを迎え増したが、後場に入っても上昇傾向が継続。
プラス銘柄の数の多さも相まって少しずつ数を増やし続けると、7割超までプラスの数を増やして着地となりました。

日経平均株価は、開幕で400円ほど価格を上げてスタートすると右肩上がりを続けて折り返しを迎えましたが、後場に入ると横ばい傾向に。
折り返し時より100円ほど持ち上げると以降は29200円付近で小さく上下しながら横ばいに推移を続け、+600円で着地となりました。
29000円台を突破するのは5/10以来と、およそ3週間ぶりとなっております。

さてBBTですが、今日は開幕で底として機能していた240円を割ってスタートすると横ばいで推移していましたが、後場に入ると減少傾向に。
後場開始とともにわずかに価格を落とすと、わずかに価格を落としながら推移を続け、-3円の237円で着地となりました。

1日の出来高はおよそ79万と高く、後場だけで見るとおよそ42万と前場を上回るあたちとなっております。

今週、1週間を振り返ってみると先週末は247円で取引を終えましたが、今週は237円と先週末より10円ほど価格を落として取り引きを終えました。

値動きについては月~水にかけては横ばいから微増傾向で推移していましたが木曜になると減少傾向に転じ、右肩下がりの状態で今週の取引を終えたことになります。

1か月単位で振り返ってみると先月末は249円で着地しており、結果だけで見ると昨日一昨日の下げで失速した形になります。

いずれにせよ株価の上昇の兆しに乏しく1ヶ月を通して停滞~減少傾向にあったことから短期ホルダーを中心に不満が募っているように感じます。

ですがこれは銘柄的な要因というよりも日本経済の先行きの不透明さとコロナ対応の世界とのギャップが拡大していることで投資家の心理が守りに入っていることに起因しているものと思われます。
事実、安定資産の代表格である金は今月に入ってから値上がりのペースが加速しており、今月だけで600円ほど値上がりするなど異常な動向を見せております。
https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/d-gold.php

アメリカでは大規模な歳出要請が行われ、回復に向けて動いている一方、日本では自粛の協力金すら支払われずに閉店・倒産する商店や企業が増えていれば国内に投資するリスクの高さは想像に難くないでしょう。

いずれの政党も票集めのために美辞麗句を並べたり、ばらまきなどのアピールをしているニュースを目にするようになりましたが、来月に行われる党首討論が大きな分水嶺となりそうです。


気になるニュースとしては、デジタル庁の利権にIT系のゼネコンが群がってきている。というものがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c22785e75660b7a0999e2cf92c020b1040d92cb1

ざっくり言えばデジタル庁が出来ることで縦割り行政が変わるのではなく、今までの既得権益を受けていた企業が入れ替わるだけで本質的なものは変わらない。という内容なのですが、これにより材料であるデジタル庁にネガティブな意見が強まった場合、好材料が悪材料にもなりかねません。

現状では政権に対する不満が政策にぶつけられている印象が強いですが、政権が変わった場合にどう活用されるかが肝心となってきそうです。

一方で好材料としては5G関連のニュースが多く出てきており、三菱電機やOKIが5G通信を効率化する技術を開発した。というものや、5Gでeスポーツに革命が起きることに期待。というニュースが出てきました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC279GV0X20C21A5000000/
https://jp.wsj.com/articles/how-5g-will-take-esports-to-a-whole-new-level-for-gamers-and-fans-11622176278

前者は処理するデータを効率化することで遅延を減らすことで、より素早く正確な処理が求められる環境への対応が進むことになりますし、後者は世界中の企業が注目しているeスポーツにおいて、今よりもずっと大規模なイベントに発展させることが出来る可能性も示唆されています。

eスポーツは既に数十億、数百億円単位の賞金が出される大会もあり、現実のスポーツ業界よりも圧倒的な規模となっております。
1つのゲームを極めることで日本の生涯年収を軽く上回る賞金を得ることが出来、身体的な能力に差がなく参加できるという点から見ても競技人口の増加は見込まれることから更なる拡大も期待できますし、それを支える技術も重要性が高いと言えるでしょう。

いずれの材料も一朝一夕で普及するものではなく、それをどのように活かすか?という課題を含めても長期的に見る必要があるでしょう。


現在の状況を鑑みると来週も厳しい状況が続くことが見込まれます。
ですが分水嶺を越えた先の結果次第ではオリンピックを前に大きな嵐が吹き荒れる可能性も十分考えられます。

日本という国全体が絶望的な空気に包まれていおりますが、自棄を起こしたものから躓いている印象があります。
目の前だけでなく、2手3手先を読んでの判断が重要になりそうです。