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GMOペイメントゲートウェイ(株)【3769】の掲示板 2019/04/17〜2019/07/12

「決済市場は今後の競争激化を懸念」とか「クレカ決済はQRコード決済に侵食される」とか、将来に悲観的な意見があります。
まずGMO-PGの主戦場である決済代行ビジネスですが、参入障壁が高くて新規参入は困難な事業。
昔は煌星のごとくあった決済代行業者は、度重なる手数料の値下げで多くが退場、最近では割販法改正などの規制強化で、事業継続が困難となった事業者も出ており、寡占が進んできているのが現状。既に競争は終了した感じで、大手の数社しか利益が出ていないとも言われています。
QRコード決済については、GMO-PGは全25社中16社に関与していて黒子としてしっかり食い込んでいるし、そもそもクレカ決済とQRコード決済は対立するものじゃないw。

GMO-PGの株価は、1月の安値4380円から2倍に急騰、その後に急落したかに見えるけど、これは地合いが悪い中、去年12月に親会社GMOインターネットがGMO-PG株を720万株も売却したことや、GMOインターネットの巨額減損に対する過剰反応で急落し、オーバーシュート気味に4380円まで下げ、そこから回復したというのが背景。短期勝負の個人売買がかなり増えたからか、最近のGMO-PGは以前にも増して値動きが激しいですねw。
ただ、去年12月上旬に6000~7000円前後で推移していたことを考えれば、現在の株価水準は半年前とほとんど変わらない水準。というか、ここ1年ぐらいレンジワークしている感じです。

さて、先週末のアメリカの3大電子決済関連株、Mastercard、Visa、PAYPALのいわゆる"MVP"は、すべて新高値更新。"GAFA"には国際的な課税強化の懸念もあって、市場の関心は"GAFA"から"MVP"に移っている感じ。
VisaやMastercardは超大型株にもかかわらず、ここ最近の株価の上昇率はSP500を大きく上回っているし、PERは他の超大型株に比べてかなり高く、株価に将来的な高成長が反映されている状況。
つまり世界的にみれば、電子決済関連分野は市場拡大が当面続く、という認識の投資家が多いということ。

日本は未だ現金決済が主流だけど、裏を返せばこれは、この分野の成長余地が非常に大きく高成長いということ。"MVP"に比べればはるかに小型だけど、GMO-PGは日本の電子決済関連のど真ん中の銘柄。

さて、どうなることやら。

以上、中長期スタンス投資の観点ですので、悪しからず。「デッドクロス」とか「窓埋め」とか興味ないけど、そんなので短期の人が投げてくれるなら、中長期の投資家は買い増しのチャンスかもww。