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(株)サンセイランディック【3277】の掲示板 2021/10/26〜

投稿No.19、No.21様 僭越ながらご質問に対しコメントいたします。
ここは不動産業に分類されていますが、成長産業でも景気敏感株でもなく、主に「底地などを買い取り⇒複雑な権利関係を整理調整し⇒再販する」ビジネスモデルでいわゆる「隙間産業」で、受け身で地味な事業形態です。一部上場とは言え昨年来の一日あたり最大出来高も52,900株(12/28・配当取り)、最小は2,900株(10/22)と少ないため海外機関投資家は言うに及ばず国内一般投資家の関心も薄くスレッドへの書き込みもそれに比例しているためです。また、ここ自体が派手なIRを好まず、営業も腹八分を標榜しています(8割の力で対応し余力を残しておく:数年前の松崎社長発言)。今回の東証市場再編でもいち早くスタンダードを選択し、理由として「身の丈に合った市場」と発表していますが、株価が1,200円近くになれば時価総額100億円超となりプライム市場申請で経過措置期間に頑張ることもあり得たと思いますが、ここに必要のない英文の開示資料作成義務等の負担を嫌ったためと思います(因みに上場来高値は1,506円・2018/1/26)。この様に保守的な社風ですが、業容拡大と業績は順調であり、配当も9期連続増配中で前期は25円予想(増配も有り得る・四季報)で配当利回り3.11%、配当性向41.75%は悪くない還元と思います。業容拡大と業績;
・2012年12月期 売り上げ78億円 連結従業員数96名
・2021年12月期  同 184億円(計画)同 186名 
以上ですが、ここの四半期決算で注意するところは、小売りと違い1件当たりの金額が大きく基本的に業務が交渉事ですので手間と時間がかかること、期ズレもあるのと、下期偏重特に4Qに販売が集中する傾向があり計画と決算がぶれることが往々にしてあります。私の場合は配当目的で、信用買いはせず現物で長期保有のスタンスに徹しています。以上、ご参考になれば幸いです。
2011年12月のジャスダック上場来の長期保有の株主より