投稿一覧に戻る (株)ZOZO【3092】の掲示板 2019/01/12〜2019/01/13 1297 hrm***** 2019年1月13日 23:09 ZOZOの下方修正予想とその影響についての私論 結論の一部を先に書くと 「ZOZOの通期決算は悪そうだが市場の織り込みに収まる可能性がある」 (※端数切捨てのため割合に誤差あり) 2019年通期予想/現時点のコンセンサス 売上高 1470億/1283億 2019年中間決算 売上高 537億(達成率36.6%) これと去年の業績を比較してみる。 2018年中間決算/通期決算 売上高 426億/984億(達成率43.3%) もし仮に第3~4四半期の売り上げ比率が去年並み の数字だったら2019年通期売上は1248億程。 これは減収とはいえコンセンサスにギリギリ未達の 数値であり、市場の予想通りの決算といえる。 ただし、これはZOZOにとってかなり明るめに見積もったケース。 で、これをたたき台に良材料、悪材料を加味していくんだけども、 ・多分第3四半期の売り上げは悪い →Fリテイリングもちょい悪だから ・販管費は今後劇的に減少していく可能性があるが今期は間に合わない →シンガポールのサイジングITの会社が本物ならZOZOの勝ちだがまだ分からない ・リスク要因である株価指標や財務状況 →高PBRリスクについては 「そもそも商品在庫も店舗資産も必要ないネット通販会社だから元々が高めで普通」 資本構成の悪化は 「借り入れで自社株を買ったということは配当支出を金利支出に振り替えたという事で その差額がプラスならむしろ増益要素」 と強弁できなくもない。むろんリスクには違いないが、どの程度のリスクなのかは まだ精査の余地がある。 ・社長のトリックスターめいた言動の功罪 →日本であのタイプのセレブリティはなぜか必ず引き摺り下ろされる ・相場を取り巻く環境が一大転換期にあること →結局、日本の株価も米国の金融引き締めがどれだけ先送りされるかにかかってる それ以外の突発イベントは読みを入れてもギャンブルレベルでしか予想がつかない ・ZOZOの新サービスと取扱い業者の反応 →ZOZOがここまで大きくなった最大の原動力は消費者の心を捉える 斬新な(かっこいい?)サービスを連発することで他の通販サイトとの 差別化に成功したから(多分)。そういう意味ではUSJとかが数理マーケティング の手法で自分たちをリブランディングしたケースに近い気がする。 つまりZOZOの命は間断ない新サービスの提供とそれによって 獲得される消費者のプレファレンス。 多分ここでしくじってるから今変なことになってる。 逆に言えばここが再度反転すればすべてが好転する可能性がある。 色眼鏡や先入観無しに新手を吟味することが死活的に重要。 結論 業績目線で見れば売りだが、市場もある程度織り込んで下がっているので、 そこまで旨味がなさそう。長期で売り持ちはリバウンドのリスクが小さくない。 特に利幅を伸ばそうと利確→売り増しを繰り返すとデカいリバを食らって 骨折り損になる危険が勝負を降りる瞬間まで付きまとう。 買いはリバを察知できるチャート巧者か痛みに耐えられる好意的なファン向け。 それであってもバッドイベントでライブドアコースまである事を覚悟して買うべし。 後、アメリカ市場が下げトレンド継続なら勝ち目は薄い。 いずれにせよ投資(という名の愉しい投機)目的としては不適な銘柄になりつつある。 世間の注目度も高いし、様々な要素を読み解く楽しみもあるが、 上げにも下げにももっと分かり易い銘柄を探す方が金儲けにはプラスになるだろう。 そう思う22 そう思わない13 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る 1299 さめ 2019年1月13日 23:17 >>1297 ごめん。 おれ、バカだから聞くわ。 結局は、何が言いたいんだ? 返信数 1 そう思う4 そう思わない8 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する
hrm***** 2019年1月13日 23:09
ZOZOの下方修正予想とその影響についての私論
結論の一部を先に書くと
「ZOZOの通期決算は悪そうだが市場の織り込みに収まる可能性がある」
(※端数切捨てのため割合に誤差あり)
2019年通期予想/現時点のコンセンサス
売上高 1470億/1283億
2019年中間決算
売上高 537億(達成率36.6%)
これと去年の業績を比較してみる。
2018年中間決算/通期決算
売上高 426億/984億(達成率43.3%)
もし仮に第3~4四半期の売り上げ比率が去年並み
の数字だったら2019年通期売上は1248億程。
これは減収とはいえコンセンサスにギリギリ未達の
数値であり、市場の予想通りの決算といえる。
ただし、これはZOZOにとってかなり明るめに見積もったケース。
で、これをたたき台に良材料、悪材料を加味していくんだけども、
・多分第3四半期の売り上げは悪い
→Fリテイリングもちょい悪だから
・販管費は今後劇的に減少していく可能性があるが今期は間に合わない
→シンガポールのサイジングITの会社が本物ならZOZOの勝ちだがまだ分からない
・リスク要因である株価指標や財務状況
→高PBRリスクについては
「そもそも商品在庫も店舗資産も必要ないネット通販会社だから元々が高めで普通」
資本構成の悪化は
「借り入れで自社株を買ったということは配当支出を金利支出に振り替えたという事で
その差額がプラスならむしろ増益要素」
と強弁できなくもない。むろんリスクには違いないが、どの程度のリスクなのかは
まだ精査の余地がある。
・社長のトリックスターめいた言動の功罪
→日本であのタイプのセレブリティはなぜか必ず引き摺り下ろされる
・相場を取り巻く環境が一大転換期にあること
→結局、日本の株価も米国の金融引き締めがどれだけ先送りされるかにかかってる
それ以外の突発イベントは読みを入れてもギャンブルレベルでしか予想がつかない
・ZOZOの新サービスと取扱い業者の反応
→ZOZOがここまで大きくなった最大の原動力は消費者の心を捉える
斬新な(かっこいい?)サービスを連発することで他の通販サイトとの
差別化に成功したから(多分)。そういう意味ではUSJとかが数理マーケティング
の手法で自分たちをリブランディングしたケースに近い気がする。
つまりZOZOの命は間断ない新サービスの提供とそれによって
獲得される消費者のプレファレンス。
多分ここでしくじってるから今変なことになってる。
逆に言えばここが再度反転すればすべてが好転する可能性がある。
色眼鏡や先入観無しに新手を吟味することが死活的に重要。
結論
業績目線で見れば売りだが、市場もある程度織り込んで下がっているので、
そこまで旨味がなさそう。長期で売り持ちはリバウンドのリスクが小さくない。
特に利幅を伸ばそうと利確→売り増しを繰り返すとデカいリバを食らって
骨折り損になる危険が勝負を降りる瞬間まで付きまとう。
買いはリバを察知できるチャート巧者か痛みに耐えられる好意的なファン向け。
それであってもバッドイベントでライブドアコースまである事を覚悟して買うべし。
後、アメリカ市場が下げトレンド継続なら勝ち目は薄い。
いずれにせよ投資(という名の愉しい投機)目的としては不適な銘柄になりつつある。
世間の注目度も高いし、様々な要素を読み解く楽しみもあるが、
上げにも下げにももっと分かり易い銘柄を探す方が金儲けにはプラスになるだろう。