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日本マクドナルドホールディングス(株)【2702】の掲示板 2015/10/11〜2015/11/19

3Qの損益は売上損失26億円、営業損失207億円となっており、損益分岐点売上を大幅に下回る売上では持続可能な水準とは程遠い内容です。

今回は特別損失は全く増加していませんが、土地を除く有形固定資産が685億円あり、営業損失が207億円の会社にしては減損処理が少な過ぎます。
こればかりは会見監査人の判断によりますが、このBSが会社の状況を概ね正しいと判断する会計士は他には居ないでしょう。
新日本監査法人も、クロをシロと言う随分と苦しい判断をしていると思います。
売上損失を計上している会社などは、他にはバイオや創薬ベンチャーなどしか有りません。

配当金1株30円は、米国親会社の配当収入維持の意向が強く影響しています。
ただ、この近視眼的な判断は日本マクドナルドにとっては最悪と言えます。
利益剰余金残高が3Qで506億円、会社計画の当期純損失が380億円なので、仮に4Qの損失が88億円と仮定しておきます。
506億円-88億円-配当金40億円=378億円の利益剰余金の残高となります。

来年度は378億円の利益剰余金から、年間営業赤字が100~200億円、特別損失が数十億円~数百億円発生した場合を考えてみると今年度の配当金がラストの可能性もありそうです。