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(株)トランスジェニック【2342】の掲示板 2015/07/20〜2015/07/21

iPS由来細胞、腎不全に効果=急性症状抑制、マウスで確認―京大など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150721-00000191-jij-sctch
人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した、腎臓のさまざまな細胞の基になる腎前駆細胞をマウスに移植し、急性腎不全の症状を抑制させることに京都大iPS研究所とアステラス製薬などの研究グループが成功した。人の急性腎不全などにも効果が期待できるという。論文は21日、米科学誌の電子版に掲載された。
 急性腎不全は、血液の不足や薬の副作用などで、数時間~数日の間に急激に腎機能が低下する病気で、急性腎障害とも呼ばれる。日本では入院患者の約5%が発症。死亡率が50%超と高い上、腎臓がダメージを受け、慢性腎臓病となるケースも多い。
 京大iPS研の長船健二教授らのグループは、人のiPS細胞から、通常胎児のみが持つ腎前駆細胞を安定的に作製する手法を確立。この腎前駆細胞を急性腎不全のマウスの腎臓に移植したところ、腎機能が低下すると上昇する血清クレアチニンなどの数値が抑えられた。また、壊死(えし)や繊維化といったマウスの腎細胞組織のダメージも軽減できたという。 
 長船教授は「人の腎前駆細胞から分泌された栄養因子が症状を緩和した」と分析。「急性腎不全だけでなく、日本に1300万人以上患者がいる慢性腎臓病の進行抑制にも効果が期待できる。臨床応用や製薬化を目指したい」と話した。

臓器ヒト化マウスの国際特許取得は急務ですね・・・
頑張れトラちゃん!