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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2016/09/15〜2016/09/22

ちょっと会社のプレスリリースの書き方が気になりますね。
大事なことをあまりにも端折り過ぎているような。

>間質性肺疾患(CTD-ILD)の一種である亜急性型皮膚筋炎患者の生存率を改善
>このオープンラベル研究によれば、ピルフェニドンが皮膚筋炎患者(罹病期間が3~6ヶ月)
>の生存率を増加させることが判明しました。ピルフェニドンを摂取した患者群の生存率は90%
>であった一方、対照群の生存率は44.4%でありました。この生存率の差は、統計的に有意なものといえます。

ttp://www.nature.com/articles/srep33226
論文の内容を確認すると
対象:CADM-RPILDと診断された30人の患者
急性ILD:20人
亜急性ILD:10人

このうち、結果としては以下のような分析ですね
(A)生存率は全患者の分析は、ピルフェニドンアドオン群は対照群よりも少ない死亡していたことが示されたが、その差は有意ではなかった。
(B)ピルフェニドンアドオンは、急性ILD患者の生存率に影響を及ぼしませんでした(罹病期間<3ヶ月)。
(C)ピルフェニドンアドオンを制御サブグループと比較して亜急性ILD患者(罹病期間3〜6ヶ月)で有意に高い生存率につながりました。

ILD全体としては有意差がなかった。という結論がないこと。
また亜急性ILD患者数について明確な統計資料がないのもありますが
患者数が多くないことに触れられていないのもどうかなと。

あんま会社の姿勢としてはまともな感じがしないですね。