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米国株、ダウ続伸し36ドル高 ゼロ金利長期化を好感も伸び悩む ナスダックは反落
2020/9/17  木曜日   5:33

16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比36ドル78セント(0.1%)高の2万8032ドル38セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、2023年末まで利上げを見送る方針を示した。物価上昇や景気回復を後押しするとの見方から、景気敏感株を中心に買いが優勢となった。ただ、ハイテク株からは資金が流出し、その影響でダウ平均は引けに掛けて急速に伸び悩んだ。

FOMCではゼロ金利政策と金融資産の購入ペースの維持を決めた。声明では「物価上昇率がしばらくの間、穏やかに2%を超える水準を目指す」とフォワード・ガイダンス(政策指針)を変更し、利上げのハードルを引き上げた。新たに公表した23年の政策金利見通しでは中央値が現状(0.125%)と同水準だった。ゼロ金利政策を長期化し、景気回復と物価上昇を促すと受け止められた。

景気敏感株は総じて堅調。前日夕に発表した決算を受けて、16日にアナリストが相次いで目標株価を引き上げた物流のフェデックスが大きく上げた。航空機のボーイングなど輸送関連株が全般に買われた。原油高を受けてシェブロンなど石油関連株が上昇、ゴールドマン・サックスなど金融株も上げた。FOMC後にダウ平均は一時、370ドル近く上げた。

ただ、ダウ平均は引けにかけて急速に伸び悩んだ。景気敏感株が買われる一方、ハイテク株は売られ、指数の重荷となった。スマートフォンのアップルは3%安、ソフトウエアのマイクロソフトは2%安で終えた。

主力ハイテク株には悪材料も出た。米連邦取引委員会(FTC)が、反トラスト法違反でSNS(交流サイト)のフェイスブックを提訴する準備をしていると報じられた。規制強化への警戒感を誘い、ネット検索大手グーグルの親会社アルファベットなどにも売りが波及した。

1571 - (NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信 米国株、ダウ続伸し36ドル高 ゼロ金利長期化を好感も伸び悩む ナスダックは反落 2020/9/17