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国際のETF VIX短期先物指数【1552】の掲示板 2021/06/12〜2021/06/16

>>431

雲竜型(水曜Death!!)様

早速のご返事有り難うございます。
大変参考になりました。重ねてお礼を申し上げます。
さて、お願いついでと言えば厚かましいとは思いますが、
拝見して4点ほど疑問が生じましたので重ねてご教示戴ければ
有り難く存じます。

買い占め等で指数と価格の極端な乖離が続くと早期償還(上場廃止)
されるとのこと、これは買い占めによって指数が極端に上がる場合
のみなのか、反対に売られることによって極端に指数が下がる場合も
あるということでしょうか?

もう1点は、過去に早期償還(上場廃止)が行われたことがありますか?
仮に上場廃止となった場合、株式の上場廃止と同じ扱いになるのでしょうか?

再併合についてもお尋ねします。
どのようなメリット、デメリットがありますか?

最後に、この1552を含む恐怖指数についてですが、
現在の政治、経済等を俯瞰してこの数値は妥当なものであると
お考えですか?
いろいろ自分なりに考えてみて、現在の世界情勢がこの数値で
推移、というより下降ぎみなのに疑問を持っているものですから。

お身体の具合があまり芳しくないご様子とか承知しながら、
再度お尋ね致します。申し訳ありません。

  • >>442

    ざっとご質問にお答えします(´・ω・`)

    ①そうですね、目論見書では基準価格との乖離が数日続いた時と書かれています。
    なのでMMが誘導しても数日どちらか大きく偏れば早期償還の可能性があります。

    ②ここでは無いですが、2019年に「中期先物指数(1561)」は償還されました。
    償還理由は1561が設定していた資産総額(2億円)を下回り続けた事と、法改正
    によるリスク分散への資金調達が困難になったためと伺っています。

    ③再併合のメリット・デメリットは、現在の200併合で言えばレバレッジ200倍と
    言う意味合いで指数に対して値動きが大きくなる点がありますが、再併合となれば
    さらに値動きが大きくなる事が予想されるので、上げも下げも大きくなります。

    ④VIX指数は「ボラティリティ指数」と言う方が正解なのですが、大きな下げに対
    して反応する事から「恐怖指数」「投資家心理指数」とも言われています。

    各国の政治や経済はそれぞれの国の判断があるので、日本人の感覚では解らない点
    があるので、何を持って妥当と言えるかは解りませんが、少なく見積もってもどの
    国もコロナ対策で多額の借金(国債発行)を行っており、コロナ禍からの成長率と
    実体経済との乖離は見て取れるので、日本人の感覚的に危機感は感じます。
    特にアメリカは勢いよく国債発行しすぎて、利回りだけで国防費を抜きましたし。
    各国の政府や中央銀行の政策で、全て乗り切れるかどうかが今後の課題ですね。

    特にトルコを例に取ると、中銀はインフレ懸念で金利上げたい、しかし大統領は金
    利を上げるからインフレが起こっていると言う考えで、1年半で4人の中銀総裁を
    更迭したり、それぞれ考え方が違うのでチグハグになっているケースもあります。

    EUも各国の経済格差が大きく、もう緩和はええやろ派とまだやって欲しい派との
    対立が出てきたりしているのも、世界規模で見ると小さいですがユーロ圏で見ると
    イギリスのように離脱問題やら何かとキナ臭い動きも出てくるかも知れません。

    あくまで自分の想像の域で、これらが起こってもVIXが反応するか全く未知数です
    が、こう言った懸念があるので保険と言う意味で持っています。