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NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN【2038】の掲示板 〜2015/04/28

>>683

のむさん いわく「NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(以下、「本ETN/JDR」といいます。)は、日経・東商取原油レバレッジ指数への連動を目指す金融商品です。 」--->目指しているだけ。

「対象指標の動きと本ETN/JDRの値動きの乖離に関する注意点

本ETN/JDRの信託財産である外国指標連動証券の日々の償還価額(ETN/JDRの「基準価格」と同じもの)は、取引所の日々の適時開示で公表されますが、この償還価額は、管理費用等のコスト負担の影響などにより、対象指標である日経・東商取原油レバレッジ指数の動きと完全に連動するとは限りません。
また、本ETN/JDRの市場価格は、取引所における競争売買を通じ、需給を反映して決まります。したがって、本ETN/JDRの市場価格はその基準価格とは必ずしも一致するものではありません。」
ーーー>完全に連動するものでは、ない。とのこと。
 
のむさん 2月6日の5%以上の差をこれで説明できるの?

  • >>686

    私も気になったので少し調べて見ました。

     今年に入ってからの日経・東商取原油レバレッジ指数(http://nextnotes.com/lineup/detail/file/note_data2038.xlsx)と2038の終値、そして基準価格(NAV、=償還価額)を表(表1)にし、レバレッジ指数、終値の騰落率(①、②)、そして終値と基準価格の差異(③、④)を比較しました。①、②の平均値の比較では②が若干小さめですがそれほど大きな差はみられません。 ③については一日平均70円程の差が出ていますが価格における比率は1.7%ほどとなっています。 2/6の終値の騰落率はおっしゃるようにレバレッジ指数と比較して確かに小さいですが、この日の終値は基準価格(ここでは便宜上indicativeNAVを用いました。http://www.tse.idmanagedsolutions.com/iopv/table?language=jp&iopv=1)と比較してむしろ38円高い値になっています。 よく見ると、2/5が220円も終値が高くなってしまったためにその調整というわけでもないんでしょうが、しわ寄せがきているのかもしれませんね。

     さて次に、日経・東商取原油レバレッジ指数と2038の株価と基準価格(NAV、=償還価額)の差異が大きすぎるのかどうかというところですが。 東証のHPに「ETN上場の手引き(http://www.tse.or.jp/rules/etf/format/etn.html)」というものがあり、ここのp46の上場廃止基準に「相関係数」の項目があります。そこには
    「ETN の一証券あたり償還価額と特定の指標相関係数が0.9未満となった場合において、1年以内0.9ならないとき」
    とあります。 つまり2038の場合、日経・東商取原油レバレッジ指数と基準価格(NAV、=償還価額)の相関係数が0.9未満であれば問題有りということになると思います。 今年の相関係数を調べてみると(図1)相関係数(R2乗)は1.000とかなり高い相関であることがわかり、さらによりコントロールが難しい実際の価格とも(図2)0.9810と高い相関性があり、東証の基準からは問題ないレベルと判断されるのだと思います。

    NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN【2038】 私も気になったので少し調べて見ました。   今年に入ってからの日経・東商取原油レバレッジ指数(http://nextnotes.com/lineup/detail/file/note_data2038.xlsx)と2038の終値、そして基準価格(NAV、=償還価額)を表(表1)にし、レバレッジ指数、終値の騰落率(①、②)、そして終値と基準価格の差異(③、④)を比較しました。①、②の平均値の比較では②が若干小さめですがそれほど大きな差はみられません。 ③については一日平均70円程の差が出ていますが価格における比率は1.7%ほどとなっています。 2/6の終値の騰落率はおっしゃるようにレバレッジ指数と比較して確かに小さいですが、この日の終値は基準価格(ここでは便宜上indicativeNAVを用いました。http://www.tse.idmanagedsolutions.com/iopv/table?language=jp&iopv=1)と比較してむしろ38円高い値になっています。 よく見ると、2/5が220円も終値が高くなってしまったためにその調整というわけでもないんでしょうが、しわ寄せがきているのかもしれませんね。   さて次に、日経・東商取原油レバレッジ指数と2038の株価と基準価格(NAV、=償還価額)の差異が大きすぎるのかどうかというところですが。 東証のHPに「ETN上場の手引き(http://www.tse.or.jp/rules/etf/format/etn.html)」というものがあり、ここのp46の上場廃止基準に「相関係数」の項目があります。そこには 「ETN の一証券あたり償還価額と特定の指標相関係数が0.9未満となった場合において、1年以内0.9ならないとき」 とあります。 つまり2038の場合、日経・東商取原油レバレッジ指数と基準価格(NAV、=償還価額)の相関係数が0.9未満であれば問題有りということになると思います。 今年の相関係数を調べてみると(図1)相関係数(R2乗)は1.000とかなり高い相関であることがわかり、さらによりコントロールが難しい実際の価格とも(図2)0.9810と高い相関性があり、東証の基準からは問題ないレベルと判断されるのだと思います。