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iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】の掲示板 2023/11/22〜2024/01/20

>>950

株はボラティリティ高いですからね、値動きリスクが大きすぎて投資先にはなりますが、資金の退避先にはなりません。
債券やMMFはそれで大きく稼ぐというよりは、米株投資者が株相場が崩れた時に拾うための資金の、比較的安全かつ一定の利益も期待出来て、不用意に高率の税金のかかりにくい退避場所なんです。

米株を中心に投資しているとすると、大きく分けて余ドルの剰資金や売却代金の置き場は以下があると思いますが、現金で持つのは、以下のような特徴があります。

1.現金(預金)で持つ
→ 円安リスク、元本保証、利息ほぼ無し、円転費用がかかる
2.ドルのまま持つ
→ 円高リスク、ドルで元本保証

この点、多くの方は、もらったドルは、多分2のドルのまま口座の預かり金に置いておく、という処理をされていると思いますが、この場合、ドルの受け取り(両替、配当受け取り、売買代金受け取り)時から、ドルの処分時(円転または他の株を購入)が別日で、為替レートに差がある場合、処分時に為替差益が発生します。

多くの方は気にしていないと思うのですが、このドルのまま保有していた時に生じる為替差益は、雑損益にあたりますので、利益が出た場合、特定口座であっても原則として確定申告が必要で、最大税率は45%、社会保険の基準額の計算に加算される対象になります。

給与所得者の場合、20万円?まで申告不要の特例と、雑損益内での損益通算が効きますので、多くの場合、申告しなくても大目に見逃してもらってますが、この為替差益が数十万、数百万になる場合は追徴の可能性もあります(実際、先日の急速な円安進行の中、うかつにドルのまま大量の資金を保持していて、最大税率で100万近い追徴を食らった人をネットで見ました)。