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(株)スタジオアタオ【3550】の掲示板 2019/09/06〜2019/11/19

アタオに悲観的で長文が嫌いな人は読まないでください。

●第3Qは昨年有楽町のロベルタ等2店舗がリニューアルしていたため、閉店していた期間分の売上が上乗せされる(ロベルタは高価格帯で価格弾力性も低そうなので消費税10%はほぼ影響なしと見る)

●第4Qは基幹店のアタオ神戸店がアタオランドに向けて閉店。その分今期はアタオランドの売上が上乗せされる

●第1Qで計上されたアタオランド開店のための広告宣伝費とネットの広告単価上昇による5,000万円の費用は確かに痛いが、第2Qの決算ではネットの広告費の対策に対してはある程度の効果が出ていると推察される(第2Q単体で見たら販促費は増えていないことから)

●四季報によると、来期以降横浜・新宿の店舗リニューアルと出店1を検討しているとのこと(今期はこれ以降主だった動きはなさそうなので、第3Q、決算でのサプライズは考えづらい)

●札幌・福岡で限定店を複数回開催。特に札幌での限定店は、今年2月が5年ぶりの開催だったにもかかわらず直後の7月にも開催。大丸の2Fエスカレーター前での出店は平日・休日・時間帯を変えて複数回視察したが、いつもは閑散としている場所に女性客が多く集まっていて、どの時間帯でも財布だけでなくカバンを持ってレジに並んでいる人を見かけた(これを見て7月以降の暴落時も持ち越すのを決めた)

●今のところ店舗展開は関西圏と関東圏のみだが、上記の札幌での盛況を考えた場合、今後全国的な店舗展開に舵を切ることは十分にあり得る(来年度の新規店舗は札幌か福岡と予想)そうすれば売上、利益、そしてまだまだ低いと思われる知名度も一気に増える

●今年に入って配当実施・優待実施・株式分割・立会外分売と、株主の人数を増やすことに重点を置く施策を実施。これは大方の予想通り東証1部への指定替えを狙ったものと考えられる(今期考えられる唯一のサプライズ)

●逆に、立会外分売をしてまで株主を増やそうとした経緯があるので、その逆の行為になるであろう自社株買いが実施できないでいる。経営陣は今の低い株価を歯がゆい気持ちで見ているのではないだろうか

●第2Qのキャッシュフロー計算書では、長期負債をリスケしている跡が見える。支払利息が減るので、その分経常利益が改善されるのは言うまでもない

●それにしても店舗展開のスピードといい負債を減らす姿勢といい、瀬尾社長は相当に手堅い経営をされる方だと思う。このまま黙ってこの状況を眺めている方ではない

●第2Q時点で、売上が四季報予想より1億円低い程度。通期での売上は四季報予想で50億、会社予想で49億なので、後半戦は四季報・会社とも同程度の手ごたえと考えているようだ。第3Qの決算に期待したい