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(株)PKSHA Technology【3993】の掲示板 2022/01/12〜2022/01/31

PKSHATech<3993> 上場から4年、PKSHAが「業態の進化」に自信を深めるワケ(上)
四季報速報

「上場から4年を経て、研究開発型のフェーズ1から、SaaS型のフェーズ2に業態が進化している――」

 AI(人工知能)のアルゴリズムを開発するPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)の創業者である上野山勝也社長は手応えを語る。

■東大・松尾研出身社長が率いる気鋭のAIベンチャー
 
 上野山社長はAI研究で有名な東京大学の松尾豊教授の研究室出身として知られる。PKSHA自体も大株主にトヨタ自動車、共同研究のパートナー企業にはソニーグループやトヨタ、KDDI、大手損保会社など大企業が名を連ねる。いわば日本のAIベンチャーの出世頭の1社といえる。

 同社は、機械学習などのアルゴリズムを開発し、それらを組み込んだソフトウェアを企業に提供するビジネスモデル。有用なアルゴリズムを開発するには実データが不可欠であるため、創業期は共同研究が主体だった。

 が、汎用的に使えるアルゴリズムを組み込んだ自社ソフトウェアを幅広い顧客にクラウドで提供するSaaS事業が順調に育ってきた。このことが冒頭の上野山社長の言葉の背景にある。

 2017年の上場直後に9億3400万円だった売上高(2017年9月期)は、2021年9月期には87億2700万円と右肩上がりで成長してきた。営業利益は同じ時期に同3億9500万円から7億1300万円と伸びている。

(山田 雄大)