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(株)マネーフォワード【3994】の掲示板 2020/11/03〜2021/02/01

>>749

すみません、書き方が間違ってました。
LTVではなく、LTV現在価値でした。
そのため、258万はすでに1.0%前提で現在価値に割り引いた、単位あたりの顧客生涯価値でした。

チャーンレートについては、P32に各四半期の平均と記載があるので直近3ヶ月の平均かと思います。また、比率の話なので、3ヶ月平均が直近の体質と考えて、0.8%で試算してます。

仮に、一年分の平均で取ると顧客ベースのチャーンは1.375%になり、継続年数は72.7年です。
そこからもう一度LTV現在価値を試算すると、253万となりました。
そこから、今の顧客数と粗利率をかけて試算すると事業価値は2420億になりますので、あんまり変わらないですね。ここはWACC次第みたいなところがあるかと思います。

なお、チャーンレートについては、P95に年額契約の顧客比率が増えているのと記載があるので、月毎でもQ毎でも比率は変わらずどこの期間を切り取っても、一定値に収束する傾向かと思います。合ってますかね?
質疑応答の要約に月額から年額で約20%ARPAが下がる(個人事業主向け)と記載ありますが、ARPAが上がっているところをみると、アップセル、クロスセルがしっかりできていることの証左であり、プロダクトの強さが見て取れると考えてます。

飽くまで、個人的に調べて算出した事業価値であり、考慮されてない項目などもあるかと思いますので、ファンダ観点の参考レベルです。

重要なのは、投資のプロである機関投資家の比率高く、そんな人たちは将来性無い会社の株なんか買わないという、いわば経済原則というか資本の論理というか、わざわざ国債より期待値低い個別株なんか買わないし組み込まないでしょ普通という、定性的な話かと思います。
株は需給で決まるので、そんな長期目線の人達が大きく売りに出ない限り、下値は限定的かと思います。
社長もその辺りは当然わかっていて、決算の後は海外投資家に丁寧に説明するために、海外行脚してたみたいですし…今はコロナで行けないみたいですが…

  • >>750

    >仮に、一年分の平均で取ると顧客ベースのチャーンは1.375%になり、継続年数は72.7年です

    上記のチャーン1.375%の解釈は、「顧客がある1年間のうちに解約する確率」ですよね? そしてチャーンレートの逆数を継続期間としているのですよね?

    しかし、決算説明資料88ページの解約率課金顧客数ベースの定義には、
    ”1 - N月解約顧客数 ÷ N-1月末顧客数で算出。” とあります。

    「1 - N月」は意味不明なので、おそらくは
    ”N月解約顧客数 ÷ N-1月末顧客数で算出。”
    の誤植でしょう。

    この計算式だと、たとえば12月の解約率は、12月の解約件数を11月末の顧客数で割ったものなので、出てくる数値は「顧客がある1か月のうちに解約する確率」になるのではないでしょうか?ということは、解約率の逆数である継続期間も月単位となり、72.7ヵ月、約6年となります。

    感覚的にも、契約の継続期待値が70年とか100年というのは違和感があり、ERPを更新するまでの期間ですから、せいぜい10年程度という方がしっくりきます。「試験的にfreeeも弥生も契約して使ってみて、一番良かったものを残そう」みたいな会社も当然あるわけで、短期間で解約する顧客がそこそこいるはずです。

    契約継続期間6年だと、顧客あたり売上は7.1万*6年で43万程度となり、計算が大きく違ってくるように思います。