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CYBERDYNE(株)【7779】の掲示板 2018/08/22〜2018/08/27


 医療用HALは3月末で257台が稼働し、多くは海外で使われている。ポーランドでは17年に民間保険が適用され、ドイツでも公的医療保険の対象となるための手続きが進んでいる。米国でも17年に米食品医薬品局(FDA)に医療機器として承認された。一般に医療機器を広く販売するためには公的な認証や保険適用が欠かせない。日本でも保険適用に向けた医師主導の治験が行われている。
 医療用だけでなない。腰に付けて重い物を持つ負担を減らせる作業支援用、筋力の弱った高齢者の動作支援用などのHALなども投入している。防水・防じん機能を備えた作業支援用の新製品は大株主の大和ハウス工業が4月に全国9工場で導入した。3月に発売した清掃ロボットの新製品は、大型商業施設やオフィスビルで使われている。
 18年3月末の正味の手元資金(ネットキャッシュ)は308億円。14年に新株と新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行し、海外の機関投資家などから410億円を調達した。これまで技術系ベンチャーとの提携に30億円近く投じてきた。今後は世界展開に向けた戦略的投資や、拠点の構築などに資金を充てる方針だ。
 研究開発費が先行し、業績は赤字続きだが、足元では上向いている。18年3月期の連結決算は最終損益が5億9100万円の赤字(前の期は7億8900万円の赤字)だった。HALの出荷台数が増え、採算性が向上した。19年3月期の業績予想は開示していないが山海社長は「役者(製品)がそろってきたので伸びていく」と自信を見せる。
天下の日経推奨株 女房氏に入れても BUY BUY BUY