投稿一覧に戻る クオリプス(株)【4894】の掲示板 2024/04/20〜2024/05/01 16 イーチャン 4月20日 14:00 おさらい! ―最近、京都大学のiPS細胞研究財団が拒絶反応を抑制したiPS細胞の提供を始めたが、その利用などは考えているのか 澤CTO:これは大学のほうで研究開発を進めているが、心臓はなかなか難しい。抗原性、免疫原性とも言うが、免疫に対する抗原性が高いもので、心臓や肝臓、膵臓など内部臓器は、神経と違って拒絶されやすい。拒絶反応をどこまでカバーできるか、これから研究開発をしていかないと分からない。もちろん取り組んでいるし、一方で、山中伸弥先生はmy iPS細胞のプロジェクトもあって、どっちがどうというのは難しい。my iPSがビジネスになるかどうかも、これから検討していかなければならない。 ―いずれにしろ、新しいiPS細胞を使おうとすると、治験をやり直さなければならない その通りだ。「ベストサイエンス」か「ベスト医療」かで考えた時に、我々のやっている患者は、★8例とも社会復帰している。元々NYHAの尺度でIII度の状態にあり、★自宅待機が必要な患者が社会復帰しているレベルで、それは今の時点でのベスト医療として評価に値するのではないか。一方で、ベストサイエンスが、もっとどう追い付いてくるか、それがどう上回るかにもよる。 免疫抑制剤を使うデメリットを克服できたら良いが、その結果として、同等であった時にどう考えるか、コスト面でも、今まで積み重ねてきたなかでのコストは、かなりリーズナブルな形で再現できている。だが、自己細胞になると難しいかもしれない。新しい細胞で、心筋にしてどうなるか、免疫抑制剤が全くいらないのがどうかも、これからの研究だろう。 そう思う25 そう思わない15 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
イーチャン 4月20日 14:00
おさらい!
―最近、京都大学のiPS細胞研究財団が拒絶反応を抑制したiPS細胞の提供を始めたが、その利用などは考えているのか
澤CTO:これは大学のほうで研究開発を進めているが、心臓はなかなか難しい。抗原性、免疫原性とも言うが、免疫に対する抗原性が高いもので、心臓や肝臓、膵臓など内部臓器は、神経と違って拒絶されやすい。拒絶反応をどこまでカバーできるか、これから研究開発をしていかないと分からない。もちろん取り組んでいるし、一方で、山中伸弥先生はmy iPS細胞のプロジェクトもあって、どっちがどうというのは難しい。my iPSがビジネスになるかどうかも、これから検討していかなければならない。
―いずれにしろ、新しいiPS細胞を使おうとすると、治験をやり直さなければならない
その通りだ。「ベストサイエンス」か「ベスト医療」かで考えた時に、我々のやっている患者は、★8例とも社会復帰している。元々NYHAの尺度でIII度の状態にあり、★自宅待機が必要な患者が社会復帰しているレベルで、それは今の時点でのベスト医療として評価に値するのではないか。一方で、ベストサイエンスが、もっとどう追い付いてくるか、それがどう上回るかにもよる。
免疫抑制剤を使うデメリットを克服できたら良いが、その結果として、同等であった時にどう考えるか、コスト面でも、今まで積み重ねてきたなかでのコストは、かなりリーズナブルな形で再現できている。だが、自己細胞になると難しいかもしれない。新しい細胞で、心筋にしてどうなるか、免疫抑制剤が全くいらないのがどうかも、これからの研究だろう。