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(株)ステムリム【4599】の掲示板 2022/07/27〜2022/08/25

ステムリムからIRが全然ないのであらたに発見した情報でもご紹介。
今年4月から阪大ではじまった基礎研究を2つ。
玉井先生や、ステムと阪大で共同設立したラボの所長らが名を連ねていることに注目。
遠藤誠之氏は不妊症・胎児治療・新生児治療の専門家らしい。レダセムチドの不妊症治療への可能性を感じる。

内因性危険シグナルHMGB1誘導性組織再生における骨髄間葉系幹細胞活性化機構解明
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22K07022/
研究段階:基盤研究
研究分担者:玉井克人、新保敬史(再生誘導医学協働研究所メンバー)
※再生誘導医学協働研究所:ステムリムと大阪大学で共同設立した研究所
【研究の概要】
これまでに申請者らは、損傷組織から放出された HMGB1 が骨髄中の間葉系幹細胞 (MSC) を活性化することで骨髄 MSC の血中動員や損傷部集積を促進し、損傷組織再生を強力に誘導することを明らかにしてきた。しかし、HMGB1 による骨髄 MSC 活性化に関わる受容体やシグナル経路は未だ明らかとなっていない。本研究では、HMGB1 が骨髄 MSC を活性化するための新規受容体を同定し、その活性化機構を明らかにすることを目的とする。

ヒト子宮着床能前方視的評価メカニズム解明のための月経による内膜再生機構の基礎検討
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22K09570/
研究段階:基盤研究
研究分担者:玉井克人、遠藤誠之(再生誘導医学協働研究所所長)ほか

【研究の概要】
現在の不妊治療の治療効率を向上するためには現在ブラックボックスである受け入れ側の子宮の着床能を前方視的に評価しその周期ごとの治療方針に反映させなければならない。これまでの我々の研究において、ヒトでは排卵期前に子宮内膜の電気生理学的パラメータを測定する事でその周期の子宮内膜の受容能が前方視的に評価できる事を明らかにした。本研究では、この物質的基盤を明らかにするために月経による子宮内膜の再生機構について、マウスモデルを用いて基礎研究を行う。将来的に、電気生理学的評価の物質的基盤を検討する事でヒト子宮の着床能を前方視的に評価する装置システムの精度の向上だけでなく、治療への応用をめざす。