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(株)ステムリム【4599】の掲示板 2019/08/31〜2019/10/06

(ⅰ)再生誘導医薬HMGB1ペプチド
生体内タンパク質HMGB1の生理活性ドメインから創生したペプチド製剤です。静脈内投与により患者の骨髄内間
葉系幹細胞を末梢血中に動員し、損傷部位に集積させることで、患部の組織再生と治癒を促進します。間葉系幹
細胞を介した治療メカニズムにより、組織損傷をともなう幅広い疾患が適応症となります。これまでに実施した
疾患モデル動物を用いた非臨床薬効試験で、脳梗塞、心筋梗塞/心筋症、表皮水疱症、難治性皮膚潰瘍、脊髄損
傷、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、外傷性脳損傷、潰瘍性大腸炎等に対する良好な治療効果を確認しています。
現時点で2つの適応症について臨床試験が進行中で、1つの適応症について臨床研究の準備が進められていま
す。最も先行する表皮水疱症の臨床試験(PJ1-01)は、大阪大学、慶應義塾大学、東邦大学において、現在、第
Ⅱ相医師主導治験がおこなわれています。脳梗塞(PJ1-02/ S-005151)については、塩野義製薬株式会社による
第Ⅱ相臨床試験が進められています。また、心筋梗塞/心筋症(PJ1-03)については、大阪大学において臨床試
験(第Ⅱ相試験相当)の開始に向けた準備が進められています。
(ⅱ)再生誘導医薬新規ペプチド
大阪大学と共同で、新規に開発したスクリーニング法によって発見した、静脈内投与により末梢血中の間葉系
幹細胞を増加させる作用を有するペプチドです。 PJ1と同じく、組織損傷をともなう幅広い疾患に対する再生誘導
治療薬となることが期待されます。