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ファーストコーポレーション(株)【1430】の掲示板 2017/08/15〜2018/04/12
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>>203
過去の投稿拝見しています。とても参考になります。
不動産売上高は造注方式のビジネスモデルからすると
受注後すぐに計上される理解で合ってるでしょうか?
なので期末の受注残高には含まれることはない売上高という理解で良いでしょうか?
この会社の決算考えるときのポイントとなりそうなんですよね。
陽はまた昇る 2017年10月16日 10:35
>>201
不動産売上高については、造注方式の場合に当社がマンション建設用地を手配するケースがあり、この場合、建設用地部分の収益を、用地がデベロッパーに引渡された時点で「不動産売上高」として計上しているようです。
なお、参考のために小生の投稿No.86から下記を抜粋しておきます。
決算書を見ると当社の売上高は完成工事高、不動産売上高、その他売上高に区分されています。
〇完成工事高
マンション建設部分の収益は、一般入札か造注方式かに関わらず、企業会計基準第15号「工事契約に関する会計基準」に従い、工事進行基準により「完成工事高」として計上されているようです。
このことは完成引渡時に一度に計上される訳ではないことを意味します。
〇不動産売上高
一般入札の場合には、マンション建設用地の取得はデベロッパー側が手配しますが、造注方式の場合には当社がマンション建設用地を手配するケースがあります。
こうした場合に、建設用地部分の収益を、用地がデベロッパーに引渡された時点で「不動産売上高」として計上されているようです。
〇そのた売上高
「分譲マンション建設事業」の関連業務として、設計業務や工事監理業務を受注するケース等で収益が発生することがあり、これらを「その他の売上高」として一括掲記しているようです。