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MRT(株)【6034】の掲示板 2018/03/28〜2018/04/01

血液検査に理解がない投稿があるので少し。

健診の検査項目が少ないのは、法定で最低限の項目が決まっており、受診させる側が費用をおさえるためリクエストしない。気のきいた雇用者はオプション実費払いでガンのマーカーなど検査できるようにしている。
一度の採血でできるのは、前立腺とかのガンのマーカーのほかに、ピロリ菌などの感染や、数十種類一度にできるアレルギーの検査なども含まれる。
微量検査でできるのは、論文で線形性を示した、といっている定期健診の項目だけ。その他の項目はグラフすらないので、うまくいったものだけ載せたのではないか。英文掲載論文誌も慶応大学の刊行物。

救急で分析の時間が生死に関わる場合、MBSの微量採血システムは使えない。すぐできるのは採血だけで、IRの計画どおりなら、結果が出るのは2〜3日後。IR資料に書いてある。
集めて、目標でも世界1000箇所のマイクロラボまで冷蔵輸送、そこで大量の検体を分析処理する。
つまり、定期健診用途。
IR資料冒頭に重傷の糖尿患者が待っている間に死亡した、とエピソードがあるが、MBSのシステムでは死亡する。

微量採血検査自体は、他の方も書かれているとおり、KDDIなども手を出している。

自前の検査機器をもたない小さな医院でさえ、日中の診察時に採血し、毎日夕方回収にくるSRLなどの検査業者にわたせば、夜には結果がわかる。医者と話がついていれば、連絡がいって救急搬送など手が打てる。

自分で医者にかかってみるとよくわかりますよ。