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(株)ブランジスタ【6176】の掲示板 2021/01/03〜2021/11/29

>>638

ありがとうございます。変動が激しすぎると、株のことしか考えなくなるので私にはダメです。今後は、高配当株をコツコツ購入し、日々の変動を気にせず生きていくようにします。
ipo株でお金持ちになるという夢を見てしまったんです。反省です。

  • >>639

    >ipo株でお金持ちになるという夢を見てしまったんです。反省です。

    近藤代表の最初の著書のタイトルは「夢みることから始めよう」でしたね。

    マンガ『ナニワ金融道』の作者である青木雄二氏は著書で「われ思う。ゆえにわれあり。」というデカルトの言葉を厳しく批判しています。フリードリヒ・ハイエクというオーストリア出身の経済学者・社会哲学者もこのデカルトの「観念論」が幻想的期待の温床であるとして厳しい批判を加えています。

    青木雄二氏はマルクスから多大な思想的影響を受けてきたことを自認され、講演会では「唯物論」について語っていたことがありました。

    人間の知性への信奉を批判したハイエクの著作や、マルクスの著作についての入門書を読んでみることは、株で利益をあげようと思っている人にとっても有益であると私自身は考えています。

    現代では「ケインズが切り拓いた『マクロ経済学』は将来を正確には予想することはできない。なぜなら、現実の経済は『複雑系』のそれであって、当初の政策の予測のわずかな誤りが、大きなズレを生じさせることもありうるからである。ケインズ政策も日本銀行が現在採用しているインフレターゲットも、その最終的な帰結は予測することが不可能である。ケインズ政策の誤謬も、インフレターゲットの誤謬も、マルクスが構想した『計画経済』の失敗と同じく人間の知性に対する過信の表れに、その原因を求めることができる。」などといった言説をネットで目にすることができます。

    私が前述したJPモルガンの東京支店長であった藤巻健史氏は著書で「チャート分析」などで株式投資を行っている人をバカにされており、「学ぶべきは経済学である」と主張されていますが、正論であると思います。

    ちなみに、大学の経済学部で開講されている「金融デリバティブズ」などの、いわゆるモダンポートフォリオセオリーは新古典派経済学をベースに成立している学問ですが、人間とは新古典派経済学が想定するような「合理的」な判断をすることなどできない存在であるということが現時点での私の結論です。

    それゆえに、自分が抱えることのできるポジションしか持ってはならないのだと思っています。「最大損失を出してもこの程度なら大丈夫」という状況を株では常に保たねばなりません。