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金ETF残高最高、新型コロナ受け初の3千トン超え

世界の金上場投資信託(ETF)が価値の裏付けとして保有する金の現物の残高が2月末で初めて3千トンを超えた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景況感の悪化で、安全資産を求めるマネーが金に一段と流入、2カ月連続で過去最高を更新した。金価格も約7年ぶりとなる高値まで上昇し、金ETFの運用残高も8年ぶりに過去最高に達した。

金の国際調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が5日まとめた。2月末の金ETFの現物残高の合計は3033トン。前月末に比べ85トン増えた。

新型コロナの感染がイタリアや米国など欧米にも広がり、世界景気の先行きに対する警戒感が強まった。米株式市場では27日にダウ工業株30種平均が過去最高の下げ幅を記録するなど投資家は急速にリスク回避の姿勢を強めた。

逃避マネーは安全資産とされる米国債に流入。米10年債の利回りは2月に過去最低の更新を続けた。安全資産の先進国債で唯一、1%強の利回りを維持していた米国債の利回り低下で、代替投資先として金利がつかない金への投資も加速した。

ETFが連動する金価格が2月に大きく上昇したことで、ドルベースの運用残高も過去最高を更新した。金の国際価格が2月に1トロイオンス1600ドルを超え、2月末時点の運用残高の合計は1570億ドルとこれまで最高だった2012年10月の水準を超えた。当時は欧州債務危機や米国債の格下げで金融市場が不安定化し、金が大きく買われていた。

MHAM金先物ファンド 金ETF残高最高、新型コロナ受け初の3千トン超え    世界の金上場投資信託(ETF)が価値の裏付けとして保有する金の現物の残高が2月末で初めて3千トンを超えた。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景況感の悪化で、安全資産を求めるマネーが金に一段と流入、2カ月連続で過去最高を更新した。金価格も約7年ぶりとなる高値まで上昇し、金ETFの運用残高も8年ぶりに過去最高に達した。  金の国際調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が5日まとめた。2月末の金ETFの現物残高の合計は3033トン。前月末に比べ85トン増えた。  新型コロナの感染がイタリアや米国など欧米にも広がり、世界景気の先行きに対する警戒感が強まった。米株式市場では27日にダウ工業株30種平均が過去最高の下げ幅を記録するなど投資家は急速にリスク回避の姿勢を強めた。  逃避マネーは安全資産とされる米国債に流入。米10年債の利回りは2月に過去最低の更新を続けた。安全資産の先進国債で唯一、1%強の利回りを維持していた米国債の利回り低下で、代替投資先として金利がつかない金への投資も加速した。  ETFが連動する金価格が2月に大きく上昇したことで、ドルベースの運用残高も過去最高を更新した。金の国際価格が2月に1トロイオンス1600ドルを超え、2月末時点の運用残高の合計は1570億ドルとこれまで最高だった2012年10月の水準を超えた。当時は欧州債務危機や米国債の格下げで金融市場が不安定化し、金が大きく買われていた。