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MHAM金先物ファンドの掲示板

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■店舗によって手数料に差

金地金や金貨は消費税を加えた価格で売買するので、消費税を別に支払う必要はない。消費税率が5%の時代に買った地金も、売却する時は現在の10%の消費税率を加えた価格で買い取ってもらえる。

ただ、ほとんどの店舗で500グラム未満の金地金には「バーチャージ」という手数料がかかる。地金商は買い取った地金を溶かして新しい地金にし、それを販売する。そのために必要な経費がバーチャージだ。

なぜ傷のない地金まで作り直す必要があるのか。田中貴金属の加藤英一郎貴金属リテール部長は「百パーセント信頼できる地金を提供するためには、やはり自社で新しく作らなければならない」と話す。

バーチャージは地金商によって差がある。たとえば100グラムの金地金を買う場合、田中貴金属は1個あたり1万6500円、石福金属は同5500円と3倍ほどの開きがある。また、売却時には総重量に応じた手数料が必要だ。地金の手数料がどれくらいなのかは、各社のホームページで確かめられる。

地金商で地金や金貨を初めて買うときに、初心者がびっくりするのは現金決済であることだろう。高額でクレジットカードの限度額を超えてしまうことが多いこともあるが、店頭では数百万円、時には千万円を超す量の地金を購入する投資家も札束を持参して買う。

電話やインターネットによる購入手段もある。その場合も現金を指定の金融機関口座に振り込む。地金商が現金決済にこだわる理由には、クレジットカードの不正利用などを防ぐ目的もあるという。