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【CAD】月次国内総生産の掲示板

>>154

「コロナウイルスは武漢研究所で人工的に変造された」英研究者らが法医学的学術論文発表へ 

「ウイルスは中国研究所で人工的に変造された」

新型コロナウイルスの武漢研究所流出説が再燃する中、英国の研究者らがウイルスが中国の同研究所で人工的に変造されたことを法医学的に突き止めたと、近刊の学術誌で論文を発表する。

英国の日刊紙デイリー・メイル電子版28日の特種報道で、近く発行される生物物理学の季刊誌Quarterly Review of Biophysics Discoveryに掲載される学術論文を事前に入手し「中国がコロナウイルスを造った」と伝えた。

論文の筆者は、ロンドンのセント・ジョージ大学で腫瘍学専科のアンガス・ダルグライシュ教授とノルウェーの製薬会社イミュノール社の会長で生物学者でもあるビルゲール・ソレンセン博士の二人で、研究の発端はイミュノール社で新型コロナウイルスのワクチンを開発するために、ウイルスを調べ始めたところ、ウイルスが人工的に改ざんされた痕跡(フィンガープリント)を発見したことだったという。

そこで二人は、武漢ウイルス研究所を疑って2002年から2019まで同研究所で行われた実験にかかわる研究論文やデータから、その根源を探る「レトロ・エンジニアリング」という手法で分析した。

その結果二人は、中国の研究者が、その中には米国の大学と協調して研究していた者もいたが、コロナウイルスを「製造する術」を手にしたらしいことが分かった。

彼らの研究のほとんどは、米国では禁止されている遺伝子操作で性質の異なるウイルスを作り出すことだった。

コウモリのウイルスを遺伝子操作で変造
二人は、中国の研究者が中国の洞窟で捕らえたコウモリからそのウイルスの「バックボーン」と呼ばれる部分を別のスパイクに接着させ、より致死性が高く感染力の強いウイルスを造ったと考える。

そのウイルスのスパイクからは4種のアミノ酸の列が見つかったが、こうした構造は自然界のウイルスには見られないことで、人工的なウイルスであることを裏付けるものだとソレンセン博士は言う。

コロナウイルスの発生源については、世界保健機関 (WHO)の調査団が中国で調査した結果「コウモリから別の生物を介してヒトに感染した可能性が高い」と報告し、中国のキャンペーンもあって自然界での変異説が有力視されてきた。

「軍事利用」が目的だったのか?
しかし、ここへきて武漢ウイルス研究所の研究員3人が2019年秋にコロナと似た症状で入院していたという米情報当局の情報がマスコミに流されたり、英国の情報部もウイルスが武漢研究所から流出したものと判断したと伝えられ「研究所流出原説」が再燃。バイデン米大統領も26日コロナウイルスの発生源再調査を命じ、90日以内に報告するよう求めた。

そうしたタイミングで出てきた今回の研究論文は、単なる噂話ではなくウイルスを法医学的に分析した学術研究なので説得力があり、今後このウイルス変造が「軍事利用」を目的としていたのかどうかなどの論議に火をつけることになりそうだ。

木村太郎

  • >>158

    英情報機関“流出説”に中国「政治問題化させるな」

     アメリカに続いてイギリスの情報機関も新型コロナウイルスが中国の研究所から流出した可能性があると見ているとの報道を受け、中国外務省は「政治問題化させるな」と反発しました。

     中国外務省は31日の会見で「ウイルスの起源探しは科学的な問題であり、政治問題化させてはならない」と述べたうえで「特定の国に責任を擦り付ける言動が続いてきた」と批判しました。

     さらに「他の国も中国と同様にWHO(世界保健機関)の専門家を招いて起源探しを行うよう呼び掛ける」としました。

     イギリスメディアは武漢ウイルス研究所からの流出説について、イギリスの情報機関が「あり得る」としていると報じています。

     アメリカのバイデン大統領もこの研究所から流出した可能性を調査するよう情報機関に指示を出しています。

    テレビ朝日

  • >>158

    英国情報機関がコロナ「起源」追求! 
    武漢研究所“漏洩”「あり得る」と英紙報道、識者「G7最大のテーマになる」

     ボリス・ジョンソン首相率いる英国の情報機関が、新型コロナウイルスの「起源」について、中国・武漢にある中国科学院武漢ウイルス研究所から漏洩(ろうえい)した可能性があるとみていることが分かった。世界中で350万人以上の死者を出した「殺人ウイルス」については、ジョー・バイデン米大統領が同様の疑いを持ち、情報機関に追加調査を指示したばかり。英国は1997年まで香港を統治しており、中国国内に独自の情報網を構築しているとみられる。来週11日から、英コーンウォールで先進7カ国(G7)首脳会談が開催されるが、「起源解明」の潮目が大きく変わってきているようだ。

     ◇

     「Covid: Wuhan lab leak is ‘feasible’ say British spies(=武漢研究所からの漏洩は『あり得る』、英国のスパイは言う)」

     英紙サンデー・タイムズは30日、こんな見出しの記事を掲載した。同紙は、英国で1785年に創刊した世界最古の日刊紙「タイムズ」の日曜版であり、信頼度は高い。

     同紙によると、欧米の情報機関では、ウイルスの起源について「研究所からの漏洩説」と「動物由来説」が存在し、これまで研究所から漏洩した可能性は低いとみていた。

     だが、最新情報をもとに再び分析した結果、「あり得る」と判断した。英国と米国の情報機関は連携しているという。

     英国の情報機関といえば、映画「007」シリーズにも登場する英秘密情報部(SIS、通称MI6)が広く知られている。世界各国で、外交・安全保障上の情報収集や工作活動を行っている。

     ノンフィクション作家の河添恵子氏は「英国は香港との関係上、他国とは異なる独自の情報も得ているはずだ。英国だけでなく欧米諸国の情報機関は武漢研究所の関係者から聞き取り調査を行うなどして、情報をパズルのように組み合わせているのだろう」と分析する。

     ただ、欧米情報筋は、中国共産党政権が真相を明らかにすることはないため、「解明は難しい」との見方も示している。

     中国への不信感を募らせるバイデン米大統領は26日、「(世界各国と連携して)すべての関連データと証拠の提供に応じるよう、中国に圧力をかける」という声明を発表した。バイデン氏は、情報機関に対し、90日以内に結果を報告するように指示した。

     ここでも懸念されているのは、中国の厳しい情報統制だ。中国国内の情報入手は難易度が高く、米側は議論の方向性を決定づけていないようだ。隠蔽を続ける中国が真相解明を遅らせているわけだ。

     米CNNは29日、複数の米当局者の話として、研究所からの漏洩説を裏付ける具体的情報は、これまでのところ確認されていないと報じている。

     起源解明をめぐっては、世界保健機関(WHO)が3月、現地・武漢を訪れた国際調査団の報告書を公表した。自然界から中間宿主の動物を介して人間に感染が広がったとみられると結論付けた。

     しかし、WHOといえば、「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるテドロス・アダノム事務局長が率いる。中国の習近平指導部が調査に消極的で、現地調査はウイルス発生から1年以上たってからだった。また、中国からのデータ提供も不十分と指摘されていた。

     24日から開催されていたオンライン形式のWHO総会では、ハビエア・ベセラ米厚生長官が起源に関する再調査を求める演説を行ったが、WHOの再調査に期待が持てるかは不透明だ。

     来月11日からのG7首脳会談では、新型コロナ対策とともに、「ウイルスの起源問題」も主要テーマとなる可能性がある。

     前出の河添氏は「ウイルスの発生源と正体は、G7にとって最大のテーマとなりそうだ。情報を隠蔽してきた中国に、これまでの責任を突き付けたいはずだ。G7には温度差はあるが、インドやオーストラリアも参加することから、『対中強硬姿勢』は鮮明になるとみられる。習国家主席は気が気ではないはずだ。日本は中立な立場を意識して、欧米から『弱腰』とみられている。強い態度を示さなければならない」と指摘した。