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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2019/12/26〜2019/12/27

>>1002

日本電産会長兼社長の永守重信氏

――永守さんと、柳井さん、孫さんの3人は「大ぼら3兄弟」ともいわれていますが、一番の大ぼら吹きは誰ですか。

「それは孫さんでしょう。私らはとても追いつけない。(時価総額)100兆円、1000兆円など想像もできない。しかし、我々3社のなかで、『100年先も残っているのはどこか』と言ったら私の会社だと思うね。ほらの大きい順に先に潰れると思ってる(笑)。3人のなかでは、私が一番ほらが小さいと思うからね」

「投資家」孫さんには興味がない

「孫さんのような人は、失敗してもらったら困る。ああいう人がいなくなったらいけない。ただ過去にも夢を語り、潰れていった人たちが何人もいた。普通はビジネスなんてなかなか自分の思い通りにならない。株の含み益なんてものは、金融恐慌が起きたらパーになってしまう。保証はないのだから」

――孫さんとはM&A(合併・買収)の方針も全然違いますね。

「私は事業家の孫正義には興味はあるけど、投資家の孫には興味はない。以前の話だけど、『(ソフトバンクの米携帯電話子会社)スプリントを売るなら、私は社外取締役をやめる』と話したことがある。やっぱり、孫さんには事業家として社会に貢献してほしい。柳井さんも同じ考え方じゃないかな。お金を払って投資するのも貢献といえるけど、中国の(インターネット通販最大手)アリババ集団だって馬雲(ジャック・マー)氏が育てた会社だ。投資して当たった、ということに私は価値を見いだせない。それでは歴史に名を残すことはできない。私は経営のことならアドバイスできるけど、投資のアドバイスはできないよ」

■100年後も残る会社にするために

「事業家にとって一番大切なことは、会社を潰してはいけないということ。会社を買って、『もうかったから、さよなら』なんてだめだ。お客様も株主も大事だけど、一番大切なのは従業員です。従業員を大事にできない経営者はだめだよ」