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(株)エフオン【9514】の掲示板 2016/11/24〜2017/08/28

>>780

なるほど。B材を使用しているんですね。
しかし、合板等に使用可能なB材を燃料にすると今後B材の奪い合いに発展する恐れはありませんか?また豊後大野では年間21万トンの木質チップが必要ですが発電所の周辺だけでこれほどの量を確保することは出来るのでしょうか?
確かに林業は計画的に伐採を行っていますがバイオマス発電により大量の木材が必要となったのはつい最近です。林業の高齢化もありますし今後20年間必要な量を確保できるのでしょうか。
あとPKSの値段は2015年をピークに下落していますよ。

  • >>781

    私はPKSのほうが将来にわたって必要な量を確保できるのか、あやしいと思っているのですが、どうなんでしょうか?

    確かに2016年は値段が下がっているみたいですね。値上がりする一方だろうと思い込んでいたのでびっくりしました
    2017年の現時点では若干値上がりしているみたいですけど、どうなるかな。
    ttp://sdb148d487ed9e55d.jimcontent.com/download/version/1470384880/module/12333858189/name/PKS%E3%81%AE%E8%BC%B8%E5%85%A5%E7%8A%B6%E6%B3%81.pdf

    中期的にはPKSの値段は下がっていくという分析をしているという報告もあるみたいですね。これは意外でした。
    PKSは需要が増えても、本来パーム油生産の残さ物であるため、PKS自体の供給量を増やす余力に制限があること。
    インドネシアとフィリピンの2国だけでほとんど輸出しているおり、代替できる調達先がないリスク。
    2017.5月にはインドネシア政府は輸出PKSに対してのマネーの徴収も行っているなど、2国の政策にも影響をうけやすい(代替の調達先がないリスクにも関係)。

    PKSのほうがいろいろと心配なことが多いなぁ、と漠然と思っていました。
    でも、現実を見ると必ずしもそうではないみたいですね。

    どちらにせよ、やっぱり資源をいかに確保できるか、どれくらい安価に確保できるかがバイオマス発電の要になりそうですね。

  • >>781

    >今後B材の奪い合いに発展する恐れはありませんか?
    このまま増えていけばいつかは起こると思います。日本の森林生産量を消費量が上回ったとき。
    当分先と思っていますし、仮に奪い合いなったとき、競争力の高いものが勝つのが資本主義。ここより発電規模の小さい非効率な発電所が潰れ、その分の燃料を得ればいいと思います。
    (B材をメインとする発電所はここより小さなものがほとんどだったと思います。)

    >林業の高齢化もありますし今後20年間必要な量を確保できるのでしょうか。
    「今後20年」というのは、考えるのが難しいというかナンセンスですね。ここに限らず20年後って正確に予想できます?(20年前、今の自分を想像できたか、を考えればいいと思います。)
    林業そのものの衰退については、自治体レベルではずっと前から危機感を持っていると思います。そして国レベルでも、ここの投稿にもありますが、防災や森林保全の観点からそれなりに重要性が認識されてきていると思います。
    その林業、および地域活性化の観点から、ここのような地域密着型の企業は歓迎されると思います。ここの発電所に補助金が支給されるのもその表れだと思います。
    どのような計画書かわかりませんが、自治体(補助金申請)や国(FITの申請)、そして銀行(借金)には提出していると思います。それらがそれぞれの組織に認可されたことを考えれば、認可の降りている発電所については10年くらいは問題ないと思います、個人的な感想です。
    私見ですが、自治体(市町村や都道府県)に頼んで森林組合を紹介してもらいそこから調達する、なんて方法もあるかと。

    自分としては、将来的な燃料調達のリスクより、現在の収益構造のリスクが高いと思っています。つまり利益のほとんどが3基しかない発電所に頼っている、その中でも豊後の利益が特に高そうなので、現在の買い取り価格の間にできればもう2基の認可を得てほしい、と思っています。
    そうすれば壬生を含め、発電所が6基体制となり、多少の事故等に対しても安定した利益が出るようになるので。