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日本通信(株)【9424】の掲示板 2020/02/04〜2020/02/05

今回の裁定案を見て「1勝1敗」と評価する向きもありますが、「実質2勝」と評価しても良いでしょう。

「1敗」に相当するのは裁定を求める事項2についてだと思いますが、これはそもそも筋の悪い要求でした。カケホのリスクをドコモ側に負わせる要求ですので、アンフェアで裁定では通る可能性はゼロのものでした。

しかしながら、裁定案が「実質2勝」と言えるのは、卸通話料の適正化(実質、低廉化)が認められたのと同時に、卸通話料の料金設定が「1秒単位」になったからです。この通話料が1秒単位というのは、非常に大きな勝利なのです。

何故かと言うと、ドコモと直接取り引きをしているMVNO事業者は「秒単位で仕入れたものを30秒単位もしくは1分単位で販売出来る」可能性が出てきたからです。このあたり、あまり言及する人がいませんが大きな事なので書いておきます。

但し、日本通信の株価や業績にどう影響するかは私の範疇外なのでわかりません。