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(株)テレビ朝日ホールディングス【9409】の掲示板 2020/11/21〜2021/01/28

件名:補選「不戦敗」で痛撃回避 内閣支持急落、苦境一段と 春解散論下火に〔深層探訪〕(時事見出し)

4月25日投開票の衆院北海道2区補欠選挙まで3カ月を残し、自民党は候補者擁立を断念した。収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農林水産相の議員辞職に伴う選挙とあって、逆風は必至。同日選となる参院長野選挙区補選も旗色が悪く、2敗すれば政権に深刻な打撃になるとみて「不戦敗」を選択した。(記事引用)

議席は各党派が争って獲得するものなのに、初めから候補者を立てない不戦敗というのは、あり得ないのではないでしょうか?

前職が在宅起訴されたからと言って、そのことと補選で候補者を立てる立てないは別の話のはずです。

確かに逆風というのはあるのでしょうが、逆風なら戦わないというのは誤りでしょう。2敗すれば政権に深刻な打撃になるとみて「不戦敗」を選択したと報じられていますが、不戦敗なら政権に深刻な打撃がない訳ではありません。初めから選挙で戦うことを放棄するようなトップでは、さらに支持率を失いかねません。

いったい、どういう経緯で不戦敗などを選択したのでしょうか?誰かの入れ知恵とすれば、それは落城を招き兼ねない背信的、かつ利敵的な入れ知恵です。

首相がいろんな人の意見を積極的に聞くのは構いませんが、勉強不足で自分では判断できないとか、自分で考えることを放棄して何らの意見もないために、ただ他人の意見でそれを補い自分の政策にしているに過ぎないとすれば、それは危険極まりないことと言うべきです。

なぜなら、周囲の者は、自益目的で、しかもそれと分からないように尤もらしく首相に進言して来る可能性もあるからです。

意見を聞くなら、必ず反対意見も併せて聞いておく必要があります。賛成意見、反対意見、双方を聞いて十分に理解したうえで、自らの価値観を基準に何をどこまで選択するのか決めて行く必要があるのです。