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日本郵船(株)【9101】の掲示板 2023/01/21〜2023/01/24

結局郵船がどんな株主還元出すかだよね!

米国調査会社デカルト・データマインが発表した、米国向け海上コンテナの輸送量に係る2022年12月分のデータによると(注1)、12月の米国向け海上コンテナは、前年同月比19.2%減の194万4,505TEU(20フィートコンテナ換算)で、アジア上位10カ国・地域からの海上コンテナは23.1%減の131万873TEUとなった(添付資料表1参照)。11月(2022年12月13日記事参照)と比べると、米国向け海上コンテナ全体で0.5%、アジア上位10カ国・地域からの海上コンテナで1.0%の微減となっている。

アジアの国・地域別で、米国向け海上コンテナの輸送量をみると、上位から中国、韓国、ベトナム、台湾、シンガポール、インドの順となり、前年同月からインドとシンガポールの順位が入れ替わった。日本は10位から7位に上昇した。中国を出港地(注2)とする海上コンテナは、前年同月比30.1%減の73万6,619TEU(寄与度:マイナス13.2ポイント)で、前月から2カ月連続で30%以上減少している。同国が米国向け全体に占める割合は37.9%(前年同月差:5.9ポイント減)となった。また、アジア上位10カ国が米国向け全体に占める割合は、3.4ポイント減の67.4%だった。このうち前年同月から輸送量が増加したのは、ベトナム(7.8%増、12万3,763TEU)と日本(36.2%増、3万3,523TEU)のみで、そのほかの国では減少した。日本が大幅に増加する一方、中国、インド(36.2%減)、香港(41.0%減)、マレーシア(34.4%減)の減少が目立った。

中国と日本発の海上コンテナの内訳を荷受け地ベースで確認すると、中国発は前年同月比31.2%減の72万4,222TEUだった。母船積み地ベースよりも、減少幅が若干大きい。HS上位2桁をみると(添付資料表2参照)、上位10品目はいずれも、前年同月から2桁の割合で減少している。輸送量最大の家具、寝具(HS94類)が前年同月比35.7%減(寄与度:マイナス6.9ポイント)の13万586TEU、2番目に輸送量の多いプラスチック(HS39類)が17.2%減の7万5,187TEUなどとなっている。減少幅が最も大きかった品目は、前年同月の3位から5位に下落した玩具、遊戯用具(HS95類)で、50.3%減の4万6,241TEUとなった。玩具、遊戯用具の減少幅が最大という傾向は、前月から変わっていない。

他方、日本発は前年同月比38.3%増の5万7,907TEUで、母船積み地ベースよりも増加幅が大きかった。HS上位2桁をみると、上位2品目にあたる一般機械(HS84類、1万5,744TEU)と自動車・同部品(HS87類、1万2,463TEU)において、2桁の寄与度を記録しており(それぞれプラス15.3ポイント、プラス10.8ポイント)、全体を押し上げる要因となった。